暗殺教室に入る事になったお嬢様…5 (ページ7)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:9,956 hit

7話ページ7

全員がそれぞれ違う反応をしていく

雪月明菜という名前に驚く者、初めて聞くであろう睦月Aと言う名前に疑念や驚きを抱く者。

そしてユキという名前を聞いて顔を青ざめる者。

殺「榛名さん、落ち着いて話を」

『死神さん、私疲れてしまいました。
こうやって人と馴れ合ったりする事も、指揮している私の言う事を聞かない防衛省も、私にとって…1番頼りにしていたお姉ちゃんを殺して平然と教師面している貴方も！！』

殺「ｯ!!」

触手の攻撃と同時に対殺せんせー弾を打っていく

烏間「榛名さんやめろ！
生徒に危害を加える事はしないでくれ！」

1度攻撃をやめて烏間の元に近づく

『…ふふ、殺しはしないわよ、私は。今回の本命は私じゃなくてあかりなんだから。ﾆｺ』

『烏間さん、まず私は貴方より上の立場なの。
指示される言われはないわ。それとも私をただの代理当主だと言って……貴方も睦月の指示を無視するのかしら？ﾆｺ』

そう言い放つと烏間はハッとした様子でAから少し距離を置く

『ふふ。烏間さん、それが正しいわ。ﾆｺ』

烏間「皆、榛名さん…いや、睦月さんから距離を取れ。」

烏間先生からそう言われ皆が少し後退る

『ふふ、聞き分けのいい人は好きよ。』

微笑みながらそう言うと、さて、と言い殺せんせーに近づいて行くA

『殺せんせー。雪村あぐりの傍によく居た点滴をしていた少女を覚えているかしら？』

殺「点滴？…ｯ貴方はもしかして」

『ユキ、です。ﾆｺ
たまに貴方のバイタルチェックもしていたわね？懐かしいわ、約1年前の出来事なのに、もう記憶の彼方にあるわよね？ﾆｺ』

殺「貴方は茅野さんと…あぐりさんと…どういう関係ですか。」

『関係？仲のいい従姉妹よ。私の父とあかりの母親は兄妹なの。私は生まれつき癌を患ってた。脳に血液に肺に、もうそれはお医者様も匙を投げるんじゃないか、ってくらい。私の為に開発された新薬だって沢山ある。その新薬の為に私自身も飛び級で大学に在学して研究したくらいにはね？ﾆｺ

でもその研究の1つがある人に奪われたの。柳沢って言う名前の人間に。このネタでお姉ちゃん達を揺さぶって強引に婚約までした男。まぁ私は研究に成功したけど柳沢は失敗した。だから死神は全身触手になって様々な薬を一気に試された。これが1つの事実よ。』