暗殺教室に入る事になったお嬢様…5 (ページ34)

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34話ページ34

『……あかりがお姉ちゃんが亡くなってる事に気付いて泣いている間に周りを見渡したわ。』

周りは全て瓦礫で二次被害も起きかねない状態だった。

『その時周りに落ちていた銃弾を見つけた。他にもしっかり見れば色々な物が散乱して落ちてた。
あかりに先にお姉ちゃんを連れて出る様に行って私はいつ崩れ落ちるか分からない中で防犯管理室に入って触ってみたら映りはしないけどデータは破損してなかった。
だからそのデータをUSBに抜き取って施設データは全て消去した。ただの研究が失敗して終わった様に見せる為に…』

でもその後…映像に映っていたものは途切れている部分もあってその部分には予測しか出来なかった。

『その時に…全てが終わっていたら良かった。
そうしたら、今のE組の生活は起きなかった。これが全て。あとは知っている通り。
私は榛名Aじゃない。でも、榛名Aは私が作り出したいつでも笑顔で周りから大切にされる存在である事は確かよ。』

あかり「じゃあ睦月Aに聞くね。
Aはこれから先何がしたい？どうしたい？」

『なに…どうしたい……さぁ？分からないわ。
あかりが言った通り私は感情のない人形と同じよ。』

あかり「今はあるでしょ。無かったら態々20歳までに婚約者見つけなきゃいけないのにギリギリまで自分で。って言わないよ。」

『…お兄様ったら、お話にならないで、とあれほど言ったのに。』

ふぅ…とため息をつくとそれは事実よ。とだけ言うと次の話題に話を変える