暗殺教室に入る事になったお嬢様…5 (ページ25)

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25話ページ25

カエデ「Aもお兄ちゃん同様逃げ隠れが上手いから…」

呆れながら言うカエデに昔何があったんだ…と思いながら話の続きを聞く悠馬

カエデ「学校はA元々生徒会に居たし行くと思うんだよね…。でも明日は学校には行かない気もするからお兄ちゃんがAから話を聞いてから予定変更するつもり。」

悠馬「そうなったらどうなるんだ？」

カエデ「お兄ちゃんに会って、そのまま睦月家直行かな。
瑠樺ちゃん居るし家の道場で試合でもしてると思うんだけど。」

悠馬「るかちゃん…？って誰なんだ？」

カエデ「Aのお母さん。通称睦月家の姫様だよ。
あれ、知らない？瑠樺ちゃん昔彰人くんと結婚する為にAのおじいちゃん病院送りにしたんだけど…」

悠馬「その話は知ってる…ってるかちゃんって呼んでる人Aのお母さんか！？」
名前で呼んでしまったことが凄く恐れ多いんだが…
しかもサラッとお父さんの名前もくん付けしてる茅野が凄いな。従姉妹の幼馴染ってこんなもんなのか？(苦笑)

カエデ「うん。あ、話逸れちゃった…。
えっと…、そう！道場!!多分瑠樺ちゃんに勝つ為にAも勝負するのに半日掛かると思うからそこで会えると思うんだよね。」

悠馬「そこを狙うのか？」

カエデ「うん。朝の内に会って話出来るのが1番だけど無理そうならそっちかな。まぁ睦月家なら応接間スペースもあるし27人は軽く入れるから大丈夫じゃないかな。」

悠馬「この家でも大丈夫だったからな…(苦笑)」

いつか前にあったバーベキューの日の事を思い出す悠馬

Aの実家か…かなりデカいだろうな……

由緒ある名家なのは既に分かっていたのが悠馬は自分が想像するスケールの何倍も凄いんだろうな、と思っていた

悠馬「あ、なぁ茅野。あの書斎のガラスに書いてあった1番上の言葉の意味ってどういう事だ？」

カエデ「分からない。私もあの部屋の存在とパスワードは知ってたけど2週間前に初めて見たの。
でもAはあの日私と一緒に居てお姉ちゃんが話あるって言ってて何だろうね、って話してたしAがお姉ちゃんを殺したって言葉の意味が私も分からないの。」

悠馬「……ぁ…茅野、俺少しだけ分かったかもしれない。」

カエデ「え？」

悠馬「茅野とAが1回目に殺せんせーの暗殺しようとした時の後に何か殺せんせーに言ってたと思う。」