暗殺教室に入る事になったお嬢様…5 (ページ18)

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18話ページ18

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「ねぇ、お兄ちゃん。お姉ちゃんなんで来ないの？
結会いたいのに…お兄ちゃん達ケンカしたからお姉ちゃん来ないの？お兄ちゃん会いたいよ！お姉ちゃんに会いたい！」

「ぼくも会いたい…お兄ちゃん、お姉ちゃんにどうやったら会えるの？」

ある所では事実を何も知らない為、テレビも普段からあまり見ない磯貝兄弟はアレから1ヶ月以上顔を合わせていないAに会いたいと何度も兄･悠馬にお願いするのだった

悠馬「ごめんな、結、優人最近会えてないもんな。さびしいよな。A姉ちゃんはちょっと今忙しいんだ。(苦笑)
ほら、この前にも体調が悪くなった事あっただろ？
今は体調が優れてないから中々結と優人に会えないんだ。
兄ちゃんも…会えるなら会いたいんだ。」

「「お兄ちゃん…？」」

由里「…ほら、2人ともお風呂の準備出来たわよ！
どっちが先に入るの〜？笑」

ありがと母さん。ごめんな、兄ちゃんちょっと勉強するから。と言って部屋に戻った悠馬

最近ずっとこうだな…(苦笑)
結も優人もほぼ毎日会ってたAがいきなり来なくなってかなりぐずってるなぁ。そりゃあれだけ慕ってたお姉ちゃんが居なくなったら寂しいよな。

俺だって会えるなら会いたい。
テレビとか雑誌で特集とか組まれてるの見るとこれが本来のAだったんだな。って納得してしまう部分もあるしな。

あんな笑顔にプロとしての顔、全てが見た事ないもので悠馬にとっても全てが新鮮で、ある意味怖くもあり、同時にここまで学歴や生まれ育った家に差があるとは思ってもいなかった。

育ちがいいのは何となく分かってたけど防衛省に100億をポケットマネーで出せるAは中々だ…。
睦月A、あの茅野たちの戦いが終わった後に名前を調べた時……

睦月A

睦月家長女として誕生。兄との年の差は5歳。
6歳の頃アメリカに留学し10歳の頃飛び級し、医学部を卒業。博士号も2つ取得した。

その間もハリウッドでの女優活動、モデルと多彩な才能を見せ12歳の頃韓国の大手事務所に移籍。練習生としてもかなり優秀で仕事と両立しながらアイドルになる為の練習も怠らなかった。

そして経営にも力を入れホテル事業や医療事業。そして資産家として投資家もしている。

……ここまでがプロフィールその中で生まれつき癌を患って治療もしながらの生活。

どれ程Aにとってそれは大変だったか。
想像しか出来ないけどかなりキツイ筈で…それを周りに悟られず全てこなす。