暗殺教室に入る事になったお嬢様…5 (ページ13)

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13話ページ13

さて、服も着替えたしあかりの所に行かないと

『ま…』
真木にはさっき暇を出したんだった。
この1年は特に頼り過ぎてたわね……。

車で専属の執事に送ってもらおうとしたが先日暇を出した事を思い出すA

『この後はこれが終わったらすぐに韓国ね。パスポートと……ぁ…お姉ちゃん、待っててね。もう直ぐ全部終わるから。』

左手の薬指にキラッと光るターコイズブルーと共にあしらわれた小さなダイヤモンドの指輪をつける

そして他の指にも自分の好きな指輪を付けて荷物を持って廊下に出る。

「A」

『……お兄ちゃんﾆｺ
どうかした……なんてね。私のする事、今から言う事誰にも…話さないでね。』

部屋に戻って机の上に置いていた資料を兄･始に渡す。

始「これは……。
お前、まさか無理な事」
なんだこの資料…初めて見たぞ。
政府は全て把握して報告してきてたんじゃないのか…？

『してないわ。安心して。
お兄ちゃん、いつか…ううん、数ヶ月もしない内に大勢の人間がお兄ちゃんを訪ねてくるはず。ツキプロの寮に…此処も。
お兄ちゃんは私の事何も知らないフリして。書いてあるスケジュールの通りよ。これから忙しくなる。』

始「待て、大勢の人間ってなんだ。」

『その時が来れば分かる。その時に私はもうあなた達と関わるつもりはない。その言葉だけ言って？

ここからは私が全責任を負う。もう誰も傷付けさせない。ﾆｺ
あ、そうだ。この前入った新人の…SOARAとGrowth伸びるわよ。楽しかったって伝えておいて？ﾆｺ』

CDディスクと資料、そしてAの言葉を預けられた始

『じゃあね、お兄ちゃんもお仕事頑張って？ﾆｺ
私はしないといけない事を全うしてくるから。』

始「??Aどういう」

兄が話している途中でも廊下を颯爽と歩いていきはしたないとよく始を含める皆が言われた塀を登って外に出ていく

始「…この寒い時期にAは何で夏みたいな格好をしてたんだ？」

家を出る前の姿は黒のミニドレスにヒール首元には一応ストールが付けれれていたがこの時期に着るものではなかった。

疑問が残る中、これ以上は問い詰めても話さない事は予想出来た為資料と共に貰ったものを持ち帰る始だった。