苦手同士の恋愛事情…4 (ページ48)

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「おめでとうございます。妊娠5週目ですね。
胎嚢も確認出来ますよ。」

美味しそうと思っていた朝ご飯も結局半分ほどしか食べられず早速産婦人科で内診してもらう為に龍之介と2人で病院に来ていた

『……ﾎｯ』
良かった。本当に龍くんとの赤ちゃんが居るんだ…

龍「良かった…ありがとうございます。」

「既につわりの症状もある様ですからあまり無理せずお過ごし下さいね。つわりは病気じゃないと言われても辛いものは辛いですし酷くなって入院される方もいらっしゃいますから何かあればいらして下さい。ﾆｺ」

『はい。分かりました。』

龍「分かりました。」

「何か聞きたいことなどありますか？」

Aは初の妊娠で周りにも経験者は日和以外居ないためあまり分からず思い浮かばない

その点龍之介は弟達のことも少し昔だが覚えていたのもあって少し質問していた

『龍くんありがとう。私じゃ何聞けばいいか全く分からなかったし……』
どこの国でも内診があるのは知ってたけどアレほんとに精神削られる

龍「ﾊﾊｯいや、俺も母さんが何か言ってたな…っていうの思い出しながら聞くしか出来なかったよ(苦笑)
でも結婚式の準備もこのまま進めていいって聞けたしAちゃんはあまり無理しないでね。言いづらくても俺に言って？家事なら出来る事も沢山あるからさ。」

『はい。笑
なんか改めて龍くんが私の旦那さんで良かったよ。凄く頼りになる。ﾆｺ』

龍「あはは笑
そうなれるように頑張るよ。
あ、そうだ少し本屋さん寄っていい？」

『良いけどどうしたの？』

龍「んー、レシピ本かな。あと今度ドラマする事になったんだけどその本を買いにいきたいなと。しんどかったら車でゆっくりしてて10分くらいで戻ると思う、多分。」

『ふふ。行く。私もレシピ本はみたい。』

龍「あとはどうしよっか？
家に帰ったら…いや、帰る前にスーパーだね。」

『夕飯何しよっか？龍くん休みなの知ってたから冷蔵庫ほとんど空っぽだよ(笑)』

龍「だね、ちょっと買い溜めしなきゃ。あと食べれそうな物探しながらだね。」

『うーん。寒いし鍋！』

龍「2人で鍋？(笑)」

『うーん、それは味気ない…どうせなら天さん達も一緒がいいな。賑やかな方が楽しいしﾆｺ』

龍「天達か、今日は昼過ぎで仕事終わってるはずだし後で聞いてみよっか？」

『うん。』