葉月陽の妹は神崎美月の親友で…2

33話by ページ33

「待ってください！」


『…何かしら？』


「Aさん！帰るんですか！？」


『葵ちゃん…帰るわ。私はもう…』


葵「…これからステージですよ？」


『観なくても最高のステージっていうのは分かるわ。じゃあね？』


美月「Aも逃げるの？？」


『ええ…逃げるの。悪い？』


美月「ええ…でも私もここに来たわ。踊りましょう？？いちごと大空と」


『…無理よ。じゃあね。』



澪「良かったの？？」


『ええ。』


ガチャ
はぁ…怖い…トップアイドルの座を取られるのが…取られたいのになんで…？？


こわいよ…


直人「ほら飲めよ。」


『直人…ありがと。』


直人「何があったんだ？？」



『いちごちゃんに…取られるのが怖いの。ううん。いちごちゃんより大空に取られるのが…1番』


直人「星宮より大空？なんでだ？」


『努力した人が1番綺麗に輝くの。他の誰よりも。そう簡単には取らせないけどね。マスカレードのお二人と私しか取れてない称号だもの。』


直人「そうだな。大丈夫だ、明日もいつも通り精一杯やればいい。楽しんでな？」


『…ふふ♪そうだね！』


　

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