睦月始の従兄妹は8 (ページ44)

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ガチャ

「ただいま。」

「「パパ！おかえりなさい」」

天「ただいま、蒼唯走っちゃダメだよ。」

蒼唯「はーい。」

『お帰りなさい天くん。ﾆｺ』

天「ただいま。ﾆｺ」

蒼唯「パパご飯にする？」

翔天「お風呂にする？？」

「「それともおれ/僕達が作ったご飯にする？」」

天「ふっ(笑)
ちょっと待って2人ともその言葉どこで覚えてきたの？笑」

『さっきあかりと電話しててね。(苦笑)
天くんそれとも私にする？』

天「ｯ、キミの冗談はダメ。」

『冗談なのバレちゃった？笑』

天「確実にボクで楽しんでる顔してるからね。」

蒼唯「パパ抱っこしてー」

翔天「あ、蒼唯だけズルい！ぼくも！」

天「2人とももう10歳なのに？笑」

「「ダメ？」」

『ふ、ふふっ笑』

天によく似た顔の双子が天の弟である陸が天にお願いする時の様な顔で言うのを見て思わず微笑ましくて笑ってしまう

天「いいよ。でも手を洗って服を着替えてからね。廊下は少し寒いから先にリビングに戻って。」

「「はーい！」」

『あ、こら走っちゃダメでしょ。』

天のコートを預かってシューズクロークを抜けたすぐ横にある手洗い場で手洗いうがいをした天

天「A」

『はい、……んっﾁｭｸﾁｭ)は、ぁ…天くん！///
2人に見られたらどうするの！』

天「いつも通りただいまのキスしただけだよ。」

『そうだけど…。いつもと違う…//』

天「さっき冗談でもあんな事言われて何もしないほど忍耐強くないよ。ﾆｺ」

耳にチュッとリップ音がして手が段々と下に降りてくる

『んっ、天くん……ｯ、』

天「可愛いよ、ねぇ、してもいい？」

『い、いま？』

天「気付かれる前に、だめ？」

『だめ。蒼唯と翔天、天くんが早く帰ってくるの楽しみにしてたから。
だからあとで…夜しよ？ﾆｺ』

天「その煽り方はどこで覚えたの。」

『これでも元女優ですから。(笑)』

天「知ってる。」

翔天「パパママ早く！！」

蒼唯「翔天パパとママの邪魔しちゃだめだよ。」

翔天「じゃま？なんの？」

蒼唯「ママとパパにも色々あるんだよ。翔天テレビ見よ。」

翔天「うん！」

『…っ、ば、バレてる。』

天「蒼唯は鋭いからね。」