睦月始の従兄妹は8 (ページ24)

今日:8 hit、昨日:7 hit、合計:22,690 hit

24 ページ24

ｺﾝｺﾝ

『はい。』

壮五「Aちゃんどう？」

『壮五さん。今は平気ですよ。』

壮五「そう？さっきそこで父さんに会ったんだけどこれ渡されたよ。」

『これ……』

陸「あ、お守りだね。Aちゃんのお父さん心配して来てくれたんだね！」

天「良かったねA」

『……相変わらず分かりずらい人…。』

壮五「一織くんはこの後仕事だよね。僕が陸くんといるから行ってきて大丈夫だよ。」

一織「ではそうします。」

天「ボクもそろそろ行かないと。」

『……ﾆｺ
頑張って来てね。TRIGGERで皆を魅了してきて。』

天「…当たり前でしょう。陸、逢坂壮五、もし何かあった時に名前を書けるのは君達2人も一緒だから……Aを宜しく。」

陸「うん！」

壮五「はい、勿論です。」

天「何も無い事を願うけどね。」

『ふふ、大丈夫だよ。私の運が強いのはよく知ってるでしょう？笑ほら、行ってきて。ﾆｺ』

天「……行ってきます。」
離れるのが怖い…でもファンを悲しませる事は絶対に出来ない。何も起きませんように、神様お願いします。

後ろ髪を引かれる想いで病室を出る天

『ふふ、よし。私も気合い入れて頑張ろう。笑』

陸「今は平気？」

『うん、全然平気。さっきより麻酔が少し効いたのかな？それか感覚が麻痺してきたか』

壮五「それはそれでダメじゃ……」

『ふふ、大丈夫だよ。元が麻酔効きにくいんだろうし。今日は2人とも仕事オフ？』

陸「うん！だってソワソワしちゃって(笑)
天にぃとAちゃんの赤ちゃん達に会えるの楽しみだったんだ〜(笑)」

壮五「僕も同じかな。」

『ふふ、じゃあ2人にお願いがあるんだけどいいかな？』

「「お願い？」」