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零「七瀬くんが好きでも抑えようとして泣く必要は無いんだ。好きなら好きでいい。自分の身は自分で護ってもらうがお前の幸せは昔からずっと祈ってる。アイツらだってそうだ。
妹みたいな存在のお前の事を大切に思ってるだろう。お前が幸せにならないで誰がなるんだ。」
『ゼロ……』
陸「藤城さん…。ニコ」
『陸くん頑固でめんどくさい女だけどいい……?』
陸「俺も頑固だよ?それに藤城さんならなんでもいいよ!ニコ」
『ずっと一緒に月を見てくれますか?』
陸「俺が生きていける間ならいつまででも。笑」
『っ、よろしくお願いします。ニコ』
覚悟を決めて手を握ると陸にギュッと抱き締められる
陸「あはは、嬉しい!ありがとゆず、…藤城さん。ニコ」
『陸くん…。』
零「そこに隠れてる人達も出て来たらどうです?」
そう言うとぞろぞろとIDOLiSH7の面々が気まずそうに出てくる
大和「バレバレか。」
『「バレバレですね。」』
Aと零は声を合わせてそう言う
『まさかゼロに後押しされるなんて。』
零「たまには兄らしい事をしてもバチは当たらない。」
『ヤダよ。これでまた貸し作っちゃったし。』
零「なら車の準備を頼む。」
『それは嫌。どれだけ面倒か。アンタのせいで既に5日徹夜してるっての。』
零「悪いな。」
『悪いと思ってないし。』
大和「あのー俺ら置いてかれるんだけど。」
『あぁすみませんでした。
というか皆さん心配性ですよね。』
大和「いや〜それはな…」
一織「水瀬さんが七瀬さんに冷たく当たらないか心配してたんですよ。貴方降谷さんに対して凄く冷たい口調ですので」
『……いや、これは昔からです。』
零「というかコイツ昔から口悪いぞ。」
『アンタのせいでね。』
零「まぁちゃんと気持ちを伝えられたならもういいか?早く戻るぞ。」
陸「えっ、もう少し一緒にいたいです!」
三月「陸は素直だな〜(苦笑)」
一織「聞いているこっちが恥ずかしいですよ。」
零「悪いがこれから事情聴取がある。」
『……そうね。寒いですからしっかり暖まってから眠って下さいね。』
陸「じゃあ…黎奈さんって呼んでいい?
あと、電話番号の交換して!」
『…ふふ、どうぞ。ニコ』
新しいスマホの連絡先を渡し皆に陸のことを頼んでAは零の車に乗り込む
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reina(プロフ) - 鷹山澪菜さん» 澪菜さん、読んで下さりありがとうございます!面白かったと言って頂けて嬉しいです!ありがとうございました! (2020年8月19日 5時) (レス) id: 59d39fa3c6 (このIDを非表示/違反報告)
鷹山澪菜(プロフ) - おめでとうございますパチパチパチ!凄く面白かったです (2020年8月19日 3時) (レス) id: ad0edaa6fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reina | 作成日時:2020年8月1日 12時