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陸「Aさん!ニコ」
『わ、っ、ふふ、もう陸くん危ないよ?』
夕方頃仕事を午後からの半休にし家の中の掃除や食材等の買い出し後お風呂に入った後暫くして陸がやって来た
陸「えへへっ…Aさんだ!」
スンスンとお風呂上がりのAの匂いを嗅いでいまだに玄関の所で抱きしめ合っていた
『……寒かったよね?風邪引くと困るから先にお風呂行って暖まっておいで?』
陸「え〜もう少しだけ、ダメ?」
『ふふ、可愛いけどだめ。風邪引いたら困るのは陸くんでしょ?』
陸「そうだけど…」
『夜ご飯…陸くんと食べようと思ってグラタンにしたんだけどな?』
陸「えっ?!」
『焼くのに時間も掛かるし、先にお風呂入った方がいいと思うけどな?ニコ』
にこっとわざと陸が断りずらい笑みで微笑む
これは天から聞いた方法で陸が以前に天に口では勝てないと言っていた為それを活用しながら有無を言わせない優しい顔で諭す様に言う事を身に付けた。
陸「うっ、ずるい…悪い大人だ!///」
『ふふ、ほら、行ってらっしゃい?ニコ』
陸「はーい。あ、でも後でいっぱいぎゅうってするからね!?」
『はい、いいですよ。』
宣言通り食事中はまだしもゆっくり出来る時間になるとソファーで何故か陸の間に座って台本を読んでいた
『…ここ警察官視点だと少し違和感あるよ。』
陸「えっ、ホント?」
『えぇ、』
軽く陸の仕事でもアドバイスする
陸「Aさんこっち向いて?」
『前みたいにキスするの?ニコ』
陸「……なんで分かったの?///」
『分かりやすいから、ですね。』
陸くん顔に出るから。
陸「それ一織にもよく言われる!そんなに顔に出てるかな?!」
『出てるよ。』
ヴィーヴィー
スマホに着信が入り立ち上がると手を握られる為そのままそこに座り陸の頭を撫でながら電話に出る
『…はい、藤城です。
……はい、はい。えぇ、考えておりますが…
馬鹿?そうですね、私は馬鹿かもしれませんがこの提案をしたのは降谷です。私はあくまでも降谷の意見を参考にして考えた結果です。明日の午後、…了解しました。失礼します。』
電話を切ると仕事?と陸に聞かれる
『仕事じゃないよ。
例え今日と明日は仕事が出来たとしても降谷や私の部下は優秀だから大丈夫。ニコ』
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reina(プロフ) - 鷹山澪菜さん» 澪菜さん、読んで下さりありがとうございます!面白かったと言って頂けて嬉しいです!ありがとうございました! (2020年8月19日 5時) (レス) id: 59d39fa3c6 (このIDを非表示/違反報告)
鷹山澪菜(プロフ) - おめでとうございますパチパチパチ!凄く面白かったです (2020年8月19日 3時) (レス) id: ad0edaa6fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reina | 作成日時:2020年8月1日 12時