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三月「そうだぞ!
ここは男ばっかなんだからもうちょい慎重に……。」
『普段からむさ苦しい男ばかりに囲まれてますよ。それに私強いのでその辺の心配はご無用です。ニコ』
『何の為のスイートルームだと思ってるんですか。皆さんの空間の邪魔はしませんのでごゆっくりしてて下さい。ニコ』
それだけ言うと荷物を持ってお風呂場の方面に向かう
零「アイツ相当強いやつ盛られたな。」
陸「え、でも今平気って。」
零「平気は平気だろうな。
まぁそれと無駄に持つ熱はまた違う。アレ後で熱出すぞ。ああいう類にアイツは弱いからな。」
零「まぁ何はともあれご協力感謝する。
君達が抜けてくれたお陰で動きやすかったよ。」
巳波「それは私達は駒にされたということでしょうか?」
零「いや、犠牲者が出ずに済んだって言う話だ。
君達が抜けて5分した頃に来ていた客も何か察したように抜けてくれたからな。警察の介入が上手く出来た。」
龍「どういう事ですか?」
零「君達が一斉に会場を出た時に他の客も不審に思って出る人が増えたんだ。特に七瀬さん、君がAの見せた紙通りに誘導を施してくれたお陰だ。」
陸「え、え?」
大和「知らねぇ間に協力者になってたのか…」
天「それはいいけどあまり陸を巻き込む事をしないで。」
楽「俺達は巻き込まれていいのか。」
天「陸が無事ならいいよ。」
楽「お前ひでぇな!?」
零「……ハハッ。キミと君は俺とAに似てるな。喧嘩仲間みたいに見える。」
天「………まぁ、一応メンバーなので。」
楽「素直に仲間だって言えよ。」
天「うるさい楽」
零「七瀬くん、アイツを頼む。それと君達には別で部屋を取ってるから泊まっていってくれ。勝手に協力者にした詫びと思ってくれていい。明日の夜までだ。」
紡「えっ?!で、ですがここのホテル」
零「大丈夫だ。必要経費で落ちる。例え落ちなくてもAは払える。」
『普段使う暇ないくらい忙しいですからね。
てかまだ居たの?早く帰って仕事しなよゼロ。』
零「お前はホンットに可愛くないな。」
『その方がいい。ほら早く出てって。』
零「ハイハイ。」
零の背中を押して追い出す様に部屋の外に出し廊下で待っていた風見に引き渡す
お風呂上がりでもスーツ姿のAはセーブしながらお酒を飲む
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reina(プロフ) - 鷹山澪菜さん» 澪菜さん、読んで下さりありがとうございます!面白かったと言って頂けて嬉しいです!ありがとうございました! (2020年8月19日 5時) (レス) id: 59d39fa3c6 (このIDを非表示/違反報告)
鷹山澪菜(プロフ) - おめでとうございますパチパチパチ!凄く面白かったです (2020年8月19日 3時) (レス) id: ad0edaa6fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reina | 作成日時:2020年8月1日 12時