睦月始の従兄妹は6 (ページ20)

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『さて、皆さんご迷惑をお掛けしました。
あとの処分は任せたのでもう安心して下さい。ﾆｺ』

烏間先生に男の人を引き渡し他にも壊れたガラス等の修繕について話終わったあと何事も無かったかの様に話す

楽「おう、んじゃ下の体育館で練習するか。」

百「だね〜！あ、今日からStella★Oneの皆も一緒じゃなかったっけ？」

『そうですね。多分あと1時間もすれば来ると思うのでそろそろ降りた方がいいかもしれませんね。』

皆で体育館の方に行くべく山を下りる

天「Aちょっといい？」

『うん？どうしたの？』

天「さっきの男の人、ボクが止めなくても殺そうとしなかったよね？」

『どうだろうね、私の邪魔をするのであれば私は容赦しないって思ってるのは本当だよ。
でも私のこの手と身体は周りの人を守って…幸せを与える為のもの。無闇に人を傷つけて周りが悲しむ事はしないよ。ﾆｺ』
そう、守る為の手と身体。忘れない様に理性的に動かないと。了さん、貴方の好き勝手にさせない。

私だけならまだしもまわりにも危険が及ぶ事をした貴方を許すつもりはない。けどやるなら全面戦争よ。

犯罪者にならない程度で貴方のする事を止める。ただ純粋に見て欲しい貴方達をね。

天「そう。ならいいよ。
でも1つ忘れないで、ボクはキミに守られるだけの存在にはなるつもりは無いよ。
どれだけ時間が掛かったとしてもボクもAを守るから。必要以上にボクの前で気負う事は無いから。」

『……ふふ、優しいね？』

天「ボク当たり前の事言ってるだけだよね？何で優しいになる訳？」

『ううん、優しいよ。……ありがとう。行こう、天くん。ﾆｺ』