睦月始の従兄妹は6 (ページ2)

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『はぁ…疲れた。』

寝室のベッドに寝転がり目を閉じる

天「いきなりだったからね。湯冷めしたでしょもう1回お風呂入ってきたら？」

『うーん…いやいい。明日の朝入ろうかな』

打ち合わせが1時間遅れて始まり結局皆酔ったり眠気負けて眠ってしまったりして泊まることになった

千さんが特に打ち合わせが困難になって寝ちゃったし。

ズキッとドバっと嫌な感覚が下半身に来る
『ッ……』
お腹チクチクする。そういえばいつから生理来てないんだっけ…前回確か4ヶ月前？

天「どうかした？」

『…いや、ちょっと御手洗行ってくる……。』

あー、やっぱり…この痛み苦手。病気の影響もあってバラバラだけど来たらいつも歩くのしんどいんだよね。あと吐き気…

薬飲んでおかないと貧血になっちゃう

あと出血少し止める薬も飲まなきゃ。

天「Aもしかして生理？」

『うん、来たみたい。3ヶ月ぶりかな…薬飲んでくる…』

天「もう既に顔青白いから部屋戻ろう？僕が水と薬取ってくるから。」

『ありがとう…』

2階の御手洗の前でブランケットを持って待ってた天がAの肩に掛けて寝室に連れて行く

天「寝転んでて。辛かったら起きててもいいけど」

『ううん。寝転ぶ…』

ちょっと待っててと天が言って寝室を出て結構久し振りの感覚があぁこういう風になるんだったと思い出させる

ガチャ
天「A薬と温めのお水。」

『流石天くん……前に先生から聞いてたにしても薬よく分かってるよね。』

天「何度かこういう事あったしね。Aは吐き気がするんだったよね。」

『うん。』

天「背中撫でてた方が楽？」

『…落ち着くから抱きしめてくれてるほうがいい。』

天「うん、じゃあおいで？」

薬を飲んだ後毛布の中に入り天が抱きしめて背中をさすってくれる

『ありがとう…』

天「これくらい全然何ともないよ。取り敢えず寝よう。もう12時半回ってるし。」

『うん。』