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ある日Aさんに相談があり部屋の方に行ってみると桜庭くんがAさんの部屋に入る姿を見てしまった



しかもAさんも照れるものの凄く満面の笑みで桜庭くんに抱き着く姿を


それを見た瞬間心の中の思いが全て崩れた



その日姫に会いに行き前に姫が話していた話に乗る事にした。



あくまでも桜庭くんが好きだと思わせる様にと姫からも言われた



最初は戸惑いながらだったが嫉妬していた気持ちも思い出してしまいそこからはずっと衝突する事になった


最初はダンスの振り決めで喧嘩


次にボーカルのパート、位置、桜庭くんとの事


段々それが酷くなり最終的には作ってくれているご飯に文句を言った


「早く脱退してよ!」


Aさんにそういう度自分に重くのしかかった

あぁ…辞めるべきは私だ。

自分でもずっとそう思った




Aさんが19歳になった時別れるどころか婚約指輪を貰って婚約していた


その事に私は正直諦めが着いた


あぁ…もう2人の邪魔するのは無理なんだなって


でも婚約を知った姫はもっと怒り出した



姫「絶対別れされる。
突き落として記憶でも無くなれば」



そう言う姫に流石の私もそれは止めた


もう止めようとも言った。でもその言葉に姫は怒った


「はぁ?今まで同じ事してたんだから逃げられる訳ないでしょ?それとも世間にバラす?


都築芽衣咲は同じグループのリーダー香澄Aが好きって。でも桜庭涼太の事が好きな振りをして好きな人をいじめてますって。‪w‪w
世間からバッシングだねぇ〜♪芽衣咲はこれから後ろ指さされて生きてくんだよ〜♡」


「ッ…。バラ……さ、ないでっ!」



私は自分の保身に走った


もう悪い事は悪いって分かってるのに。


そのままずるずる月日だけが過ぎてAさんが20歳になって数ヶ月後


姫「あーもう、なんで辞めないの!!
もうこうなったらテレビ局の階段で突き落として」


芽衣咲「ちょっともう止めよう?!これ以上は駄目だよ!」


私は姫の部屋でAさんに何するか姫が決めているのを聞いていた



姫「いや!もう待てないの!!涼太は私のモノ!だって私は姫だもん!!なんでも手に入るの!」


止めないと…止めないと危ない


そう思った。


数日後テレビ局で撮影の日


芽衣咲「あれ、…あのAさんは?」

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作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時

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