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『ただいまぁ…』
小声でVenusの共有ルームに入るA
『ホッ…まだ皆起きてない……良かった。』
さて朝ご飯作ろう
朝7時前まだ皆が寝ていると思われる時間帯にそっと帰って来たA
「A〜?ニコ」
ビクッ
『ヒッ!!……なんだ美華さん…おはようございます。』
美華「おはよう〜で?朝帰りなんて随分楽しんできたじゃない(*´艸`*)」
ニヤニヤする美華にしどろもどろになるA
『え、あー、ハハハ……昨日は抜けてすみませんでした。』
美華「いえいえー、こちらもすっごく楽しんだからいいのいいの笑で?朝帰りなんて2人でどこに行ってたのかしら?ニコ」
『下世話……』
美華「下世話で結構ニコ」
そう言うと椅子に座り話を聞かれる
『…涼太の両親と私の家族と食事してきました。その後涼太が取ってたホテルに泊まっただけです。』
美華「両家の挨拶……?」
『まぁ似た感じのものです…。
私、家族と数年間殆ど会ってなかったのもあって涼太くんのこと紹介してなくて……それで昨日認めてもらった…というか。』
美華「という事はプロポーズされたって事?」
『いや、あー、うーん?』
美華「え、何その煮え切らない感じ」
『いや、どうなんだろうと思って。
あれはプロポーズと取っていいのかなって…』
美華「でもAの事全部知っててそう言ったんでしょ?」
『まぁ…。』
美華「んー、なんか煮え切らない感じが気になる。Aは涼太くんの事好きなんだよね?」
『勿論』
美華「じゃあ今考えてる事って何?」
『……私でいいのか不安…です。
涼太は、…子供産めなくてもどれだけ誹謗中傷されてもいいって言ってるけど私はそれがいいとは思えなくて……でも離れたくなくて…気持ちが矛盾してますよね(苦笑)』
美華「気持ち決まってるじゃん。
いいんだよ、涼太くんと幸せになって。」
『え?』
美華「正直誹謗中傷は私達のせいでもある。
元々Venusは18人→12人→17人になったし
reginaだって9人→8人→7人→6人になったし。
その全部の矢面に立たされたのは最年少でずっとセンターだったAで、ファンが増える度に誹謗中傷が増えてでもずっと頑張ってきてAは凄い。
私達からしたら絶対に幸せになってほしい。」
『美華さん…』
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作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時