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『ん?ちゃんと私に言って欲しかったから。ニコ
今まで想いも、やってきた事に関する謝罪も。しっかり目を見て話さないと駄目な事だって思ってたし。だからそれまで待ってたの。ニコ』
澪「……ホント優し過ぎるでしょ。」
『優しくないよ。本当に優しいのは身を呈して守ってくれた芽衣咲ちゃん。私は皆を纏めるどころか亀裂まで入れてリーダーとして失格だよ。』
澪「それは考えにもよるでしょ。」
『え?』
澪「Aは見守って待ってたのであって何も全く打てる手を打たなかった訳じゃない。
それは誰にだって出来る事じゃないよ?ニコ」
『……ふふ、ホント澪と親友で良かったわ笑』
澪「私だってAが親友で良かった!」
夜空「おっ、何か抱き合ってるー!!私もー!」
『グエッ…』
澪「あー!ちょっと今のAは私のですー!先輩ダメ。笑」
夜空「亜妃ー振られたー」
亜妃「残念残念w
ほら夜空酔い過ぎ、お水飲みな?笑」
『あはは笑』
ここから数時間お肉を食べまくる皆を見ていたらスマホに着信が入る
『あ、電話…瑠輝さん少し席外しますね。』
瑠輝「はーい。」
着信を見ると涼太の名前が書いてあった
『もしもし、涼太?』
涼太「やっと出た。まだ食べてるの?」
『うん。皆大騒ぎして楽しんでるよ笑』
涼太「なら迎えに行く。今から行きたい所あるんだけどいい?」
電話越しで少し緊張した様な声の涼太に少し戸惑いながらOKする
『え?うん、良いけど…』
行きたい所って…何処だろう?
涼太「じゃあ30分くらいで着くから」
『うん、分かった。』
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作者名:reina | 作成日時:2019年9月7日 16時