175話 ページ48
『…んっ…り、ん?』
凛「起きたか?」
『うん…私…環は?』
凛「今江達と一緒に飯食ってる」
『ホントごめん。環の面倒全部任せて…母親失格だね…江もお義母さんだって忙しいのに。』
凛「今、家で何してんの?」
『仕事の書類とか…今、燈鷹大学の理事長の引き継ぎとか…』
凛「は?大学!?」
『お祖母様が理事長も引退するからそれで私がね…
会社はまだ人に任せる事出来るんだけど…大学の理事長はそうは行かないから自分で行って見てたりとか…』
凛「大変なんだな…まあ俺が環の事見れてるしいいんだけどさ…環がA居ないとダメみたいだから…まあ…少しは顔見せておけよ?」
『…うん!そうだね。ありがとう凛?』
凛「俺としてはAに会えて嬉しい…し」
『ふふっ♪うん!』
凛「……2人だと…話す事ないな…」
『だね……あれ、私の服…』
これ凛のだサイズが合うって事は古いやつかな…?
凛「…あー
いや、制服しわくちゃになるから着替えさせた…」
『えっ!?え、この太った身体見たの!?』
凛「いや、何処がだよ…つかお前体重軽すぎるんだよ!もっと食え!」
『やだぁ…凛の変態!』
凛「なっ!ち、違う!いや、違わねーけど!」
『で?私の身体見てどうだった??』
凛「……なんであんな下着付けてんのか分かんねー」
『下着の感想!?…あ、そう言えば今日赤だったかも…』
凛「そうだな…奇抜な色で驚いたわ」
『違う!これ会社の試作品で…!普段はもっと可愛いのだもん!』
凛「知ってるけど…普通言わねーだろ…」
『あ、もう!凛はめた!?』
凛「はめてねーよ!」
江「ねぇ!!
なんの話か分からないけど下まで丸聞こえ!!環の教育に悪いでしょう!」
『いや、だって凛が…』
凛「着替えさせたのは服にシワがつくからだって言ってんだろ!」
江「あーもう二人とも天王寺家行ってきて!そこならなりふり構わずなんでも言い合いしていいから!」
ガチャン
『江!?意味分かんないよ!?』
凛「て、開けろよ!江!」
『…いいや、私の家行こう。』
凛「諦め早いな…」
『まあまあコーヒーでも飲んでゆっくり過ごそう…江が環の事見てくれるみたいだし?』
凛「…まあそうだな。」
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作者名:reina | 作成日時:2017年11月25日 23時