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「連れて来ました。
高校生くらいの女性です。」


「良くやった。褒美にいつもの様にしていい。」


「ありがとうございます。」



いつもの様に…?何それ……でもここは危険だ。



威光を使う?でも使ったら肝心な事が聞けない。


この男を倒す??いや、あとが面倒になりそう。



色々考えていると小屋の様な場所に放り込まれる



『っ、』
コイツ投げやがった…流石に腹立つんですけど。


「この女上物だな。ただヤルだけじゃ面白くねぇな。いや、この手の女は既に処女じゃねぇだろうな。どうせ切って保存するんだ。楽しんだっていいかもなぁ。」



…という事はこの人殺人犯って事か。



しかもかなりヤバめのやつ。


んー、晴齋を待ってやりたかったけどこれじゃ私の身がヤバそうだし諦めて一人でやるか。



壁の方に追いやられていたAはパッと目を見開き馬乗りになっていた男のモノを蹴る


「グァッ!!」


『ふん、情けない野郎ね。』


「なっ、スタンガンで眠らせたはず…」


『あの程度昔から慣らされて痛くもないっての。』


今度はAが上に乗り相手のお腹を足で思いっきり踏む


「いっ、あ"ぁ"ー!!」


『うっさいジジイ。』


着物を脱いで解いた紐で手を頑丈に縛り足も縛るその上で服を口に詰め男の持っていたスタンガンでバチバチと電気を送り男が気絶する



『モノノケ庵躪り口』


そう言うとガタガタガタと壁が動く音と躪り口が出てくる


相手が倒れている間に躪り口からガムテープを取ってきて男の身体にぐるぐるぐると巻いていく



『ふぅ、キッツ。』


女1人で大の大人縛り上げるって結構大変…


さて、この女性達……どうしようかな。



この点滴が何の為にされているのか分かんないし無闇に動かせない。どうするか……



妖怪も関わってる事件…報道でもされたら大騒ぎになる。


取り敢えずこの男の妖怪に対する記憶も消しておかないと。


喋られでもしたら面倒だし…



でも流石に記憶を消す方法なんて知らないし。

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作者名:reina | 作成日時:2019年5月6日 17時

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