☆されたり☆したり2

46　 水無月涙　バレンタイン2 ページ46

朝5時半からずっとアラームがなり続ける


『ん、うるさい……』
スマホに目を向け時間を見ると7時を過ぎた所だった


『……まだ寝れる…』←


ﾑﾆｯｷﾞｭｯ


……ん？………ﾑﾆｯｷﾞｭｯ…？


そっとムニッとした方を向き目を開けると目の前に緑のふわふわした髪の毛が見える


『……あれ、？』


「Aおはよう。スマホのアラーム凄く煩かった…」


『……涙…？なんで……会うの夕方…』



夜中の事を何も覚えていないA


涙「今日オフにしてもらったから夜中に来た」



『…そっか……おはよう…ﾆｺ』


涙「おはよう。」


『でもあのね、私の胸に顔埋めるの止めて？凄くこそばいから、』
やばいまさか来るとは思わなかった！チョコどうしよう？！




冷静に涙と話する中頭は混乱するA




涙「ここ温いから…」


『私は暖取りじゃないからね？？
取り敢えず起きよう……私お風呂入ってくるから離して？』


涙「僕も入る。」


『うん、………んん！？涙なんて？』



まだ完全にさえ切ってない頭で涙の言葉の理解に遅れるA


涙「僕も入る。」


『…一応聞くけど何に？』


涙「お風呂」


『……え、あー、えっと…ごめん無理……』


涙「なんで？」


『色々あるの。涙は布団の中でゆっくりしてて。』


涙「…分かった。」


『……ん、暖房も付けるね。ちょっとの間寒いかもしれないけど待ってて。』


涙「うん、あ、A」


『うん？何？』


涙「身体からチョコの匂いする…。陽から聞いた…世間じゃ今日バレンタインだからチョコ作ったんだよね？」


『へ？あ、あーいや、』
言い訳が思い付かない……
けど素直にうんとは言いたくない！←


涙「そのチョコちょうだいね。
楽しみ…Aの手作りチョコレート…」



ｺﾃﾝと首を横にして上目遣いをしてくる涙


『ｯ…涙ずるい……//もう今言われるとおばさんの涙腺崩壊だよ！！(｡＞﹏＜｡)』



この後不恰好なフォンダンショコラを涙に渡す事になったAだった

47　大原空　遊園地　リク♪→←45　水無月涙　バレンタイン

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す