☆されたり☆したり2

31　村瀬大　記憶 ページ31

「A、お見舞いに来たぞ？」
俺の彼女は幼なじみで翼の妹で…


『…えっと……』


「大だ。村瀬大」


記憶がなくなる。


『大くん、初めまして。』


「っ…今日は花とケーキ持って来た。食わないか？」


『ケーキ…？これ？』


大「そうだ。Aは大好きだったからな。食べてみるか？」


『うん、食べたい。』


ガラガラ
「少し待ってろ。」
やっぱり毎回、結構堪えるな…



翼「あれ、大ちゃーん！何Aの見舞い？」


「翼か…そうだな。」


翼「健気だな〜！ふぅ…A〜！飲みもん買ってきたぞー！」


『え、と…お兄、ちゃん…』


翼「そうそう！覚えてくれたんだな♪」


「翼も食うか？ケーキ」


翼「お〜！食う食う！」


「Aどれがいい。」


『わ、たし？…えっと…じゃ、あこれ。』


「っ…少し待ってろよ。」
やっぱり選ぶ物は一緒か…



『ﾊﾟｸﾊﾟｸ(*ﾟ〜ﾟ*)ﾓｸﾞ ﾓｸﾞお、いし…』


翼「良かったな〜！大に感謝だぞ！」


『あり、が、と…(*ˆ﹀ˆ*)』


「いや、別に…」
喜んでる顔見れるの後何回なんだろうな…


翼「も〜大は…A、眠いのか？」


『…ん、ぅ…』


翼「おやすみ〜」


「…キツいな…」


翼「無理しなくていいんだぜ？Aの記憶は無くなっていくんだし」


「それでも最後まで居るからな…」


翼「Aは愛されてるねぇ〜」


この数日後…大切な人を無くした。


＿＿＿＿＿＿＿＿
梅ちゃん、退院、復帰おめでとうございます！


という事を言いたかっただけの作者


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