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『…ホント……バカみたい…』
涙を流すなんて…この涙は私が流しちゃいけないのに……
握り締めていたスマホが涙で濡れてしまう
「……すみません、A・チェスター・碓氷・ウォーカーさんですか?」
後ろからカメラを持った記者にいきなり話し掛けられる
「私週刊文秋の者ですが今いいですか?」
……スマホ手に持ってて良かった。
指紋認証でロックを解除しカメラのムービーをつける
『…そのカメラは誰の許可を得て撮っているのかしら?ニコ
ウォーカー家の専任弁護士への許可を取っているのならお話も致しますが…その目の逸らし方は取ってないんですね?お話は致しかねます。』
歩き始めると目の前に来て歩く足を止められる
「先程ウォーカーさんと衛藤さんの別れ話を聞いてました!録音もさせて頂きました。
今回の別れ話は先日の事件が原因の様に聞こえました!その辺に関してどう思われますか?」
『……日本の記者もマナーが悪いわね。
いや、でも貴方の方がタチが悪い。私言ってるわよね?私に取材をする気ならウォーカー家の専任弁護士と話をしてからにしてちょうだいと。しつこいと警察を呼びますから。』
「……チッ、別にいいじゃないですか。
日本で最も気になっているニュースですよ?
イギリスと日本の外交問題もどうなるのでしょう?イギリス王室との関係もウォーカーさんは強いと聞いていますが?」
動けず困り果てていると後ろから引っ張られる
『え……昂輝…』
なんで…
「ハァハァ…あんた…Aに何してるッ…!…ハァ…」
走って来たのか息が定まらない昂輝だがAを抱き締め後ろに隠す
『ッ…取材……許可してない記者………助けて…昂輝。』
昂輝の服を掴むと緊張が緩んだのか涙が余計に溢れてきたA
昂輝「…取材ならツキプロとウォーカー家の弁護士を通してからお願いします。A行くぞ。」
手に持っていたカーディガンをAの肩に掛け腰手をあてて進む昂輝
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reina(プロフ) - 銀狼さん» 読んで頂いてありがとうございます!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2019年6月20日 23時) (レス) id: b487513a6a (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 完結おめでとうございます!reinaさんの作品をこれからも楽しみにしています!次回作も読まして頂きますね! (2019年6月20日 23時) (レス) id: c5721a90b8 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 深雪さん» 今後の展開をお待ち下さい。 (2019年6月7日 12時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - しゅじんこうが、こういしょうでませんように。 (2019年6月7日 11時) (レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 結愛さん» 読んで頂いてありがとうございます!分かります!マリアージュの後の話も読んでみたいなと考えながらよく書いてます! (2019年3月29日 17時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reina | 作成日時:2019年2月25日 19時