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顔のスキンケアを念入りにされている様子を見る涼太、剣介、衛、リックの4人
剣介「めっちゃ念入りだなーすげぇ笑」
涼太「流石お嬢様って感じ?」
『それは関係ないです。』
「喋らないでください!」
『はい……』
こんなぐたぐたした感じが1週間続いたある日の夜珍しくGrowth全員の仕事が早く終わり22時過ぎに晩御飯を食べていた頃
『あーもう無理!仕事したい!!』
昂輝「A、落ち着け。ほらあーん」
『だって暇!あー、…モグモグ』
衛「餌付けだ…!」
剣介「餌付けの図だな笑」
『じゃなくて!暇なの!まだ1週間しか経ってないなんて…誰か嘘って言って!』
涼太「いや、事実だよ。」
昂輝「もう1週間も経ったんだがな…」
『だって日本暑いから昼間に出掛けるなんて以ての外ってリックには言われるしスマホもリックに操作してもらって沙羅との業務連絡しか出来ないし、何よりこの私が暇な事が我慢できない!』
剣介「やっばい最後言ってる事滅茶苦茶なのに納得しそうになった!笑」
衛「俺も…笑」
涼太「まぁ沙羅もそんな感じだしね。
いや、沙羅よりは持った方じゃない?笑」
『沙羅と比べないで。私と沙羅じゃ月とすっぽんの差で違うわ』
昂輝「いや、大して変わらないだろ。
どれだけ言っても亀と亀だ。」
剣介「( ,,>з<)ブッ…コウ結構言うよな笑」
『うーだって何も出来ないの辛い…
自分でご飯だって食べたいし仕事が…仕事がしたい!!』
涼太「仕事仕事って…その内コウに捨てられるんじゃない?」
昂輝「リョウ、捨てる訳ないだろ。……Aもう風呂は入ってるんだよな?」
『えぇ…今日もみっちり2時間スキンケアコースだったわ……』
げっそりした顔をするAを見て少し笑う昂輝
昂輝「ふっ、まぁ少しだけ外歩くか?
流石に遠くには連れ出せないがマスクしてなら気分転換に外出るのもいいだろ。ニコ」
『行く!行くわ!ニコ』
椅子から立ち目をキラキラさせてそう言う
涼太「子供みたい」
衛「いやまぁ実際まだ19歳の未成年だから…」
剣介「あ、そういやそうじゃん笑
普段大人びてるから忘れるけど確かに未成年笑」
『結婚式の日に20歳になるもの。一応もうすぐ大人よ?』
昂輝「そうだな笑A、座ってまずご飯だぞ。」
『はーい。やった、久し振りの外♪』
コウ/くんの面倒見てる感じがお母さんっぽいな
そう思う一同
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reina(プロフ) - 銀狼さん» 読んで頂いてありがとうございます!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2019年6月20日 23時) (レス) id: b487513a6a (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 完結おめでとうございます!reinaさんの作品をこれからも楽しみにしています!次回作も読まして頂きますね! (2019年6月20日 23時) (レス) id: c5721a90b8 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 深雪さん» 今後の展開をお待ち下さい。 (2019年6月7日 12時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - しゅじんこうが、こういしょうでませんように。 (2019年6月7日 11時) (レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 結愛さん» 読んで頂いてありがとうございます!分かります!マリアージュの後の話も読んでみたいなと考えながらよく書いてます! (2019年3月29日 17時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reina | 作成日時:2019年2月25日 19時