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『ん、……』


ぼやっとする視界の中白い天井と耳に入る機械音で病院だと認識するA


昂輝「A…ごめん……」


昂輝のその声と一緒に寝息が聞こえる


そんな事ないのに…



両手で握られてる右手を少し動かす

『こう、きく、』


昂輝「んっ、寝てた…か…」


『こ、きく、』


昂輝「っ、A!良かった、目が覚めたか!?ちょっと待て今ナースコール押すから」


そこからは早く医師や看護師が来て様子を見た後もう一度一通り検査を受ける


話を聞くとあの後気を失い3日間眠ってしまっていたと聞き流石に驚くA


部屋も普通の個室ではなく特別室で記者等余計な人達が入らない様厳重警備がされていた


昂輝「A、大丈夫か?」


『昂輝くん…あ、パパ達は……?』


昂輝「あぁ、流石にエレンさん達を長期滞在させるのは無理って事でイギリスに帰った。
目が覚めた事はさっき報告してきた。取り敢えず安心したって言ってた」


『そっ、か…うん、それがいい…エレン達に何かあったらいやだもの…それよりごめんなさい……


実はあの日昂輝くんの家に行ってる時も視線を感じてたの。特に気にしてなかったからこの結果を招いたの。

だから昂輝くんが責任を感じる必要は無いわ。ニコ』


昂輝「いや、あれは俺のファンが起こした事だ。それに俺が一緒に待っていれば……」


『……昂輝くん、私両肩動かないから抱きしめて欲しいわ』


昂輝「…?あぁ……」


Aが痛くない様に抱き締める昂輝


『私は生きてるしこれからも昂輝の隣で生きるつもり。責めないで?来てくれた時…直ぐに駆け寄ってきてくれて嬉しかったから。凄く安心出来たから…

強いて言うなら食べれなかった昂輝くん手作りのギョウザを食べたいから退院したら作ってくれないかしら?』


昂輝「……あぁ、その餃子は皮から作ろう。1日掛かるだろうが楽しみにしてろニコ」



ポンポンと優しく頭を撫でる昂輝


『えぇ、ニコ』


昂輝「そう言えばA、顔の打撲痕は痛くないか?
看護師さんがもう少ししたら替えに来るって言ってたぞ。」


『えぇ、傷にもならないし殴られる事なんて無かったら少し驚いたけど。』


昂輝「傷にでもなってみろ。俺は絶対に許さない。」


『ふふ、私昔から傷はすぐ良くなってたから大丈夫よ笑』


昂輝「昔はどんな怪我したんだ?」

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reina(プロフ) - 銀狼さん» 読んで頂いてありがとうございます!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2019年6月20日 23時) (レス) id: b487513a6a (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 完結おめでとうございます!reinaさんの作品をこれからも楽しみにしています!次回作も読まして頂きますね! (2019年6月20日 23時) (レス) id: c5721a90b8 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 深雪さん» 今後の展開をお待ち下さい。 (2019年6月7日 12時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - しゅじんこうが、こういしょうでませんように。 (2019年6月7日 11時) (レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 結愛さん» 読んで頂いてありがとうございます!分かります!マリアージュの後の話も読んでみたいなと考えながらよく書いてます! (2019年3月29日 17時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reina | 作成日時:2019年2月25日 19時

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