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昂輝「巫山戯るな。」
「っ、だってコウ様と別れないって」
「そうよ……」
昂輝「別れろって言うだけに誘拐した上にこんな大怪我させたのか？幾らなんでも度が過ぎるんじゃないのか？」
「っ、だって……別れたらコウ様はまた私達のコウ様に」
昂輝「…ファンなのはよく分かった。だがファンならこんな事件を起こして欲しくもなかった。
Aはイギリスで名の通った公爵家当主だぞ？従姉妹のお姉さんやお祖父さん、家族やそこに住んでる人達の為にって日々努力してるんだ。
俺はその姿を見てAを好きになったんだ。何年も掛かって遠回りしてやっと掴んだ手なんだぞ？
一緒に買い物に行ってほんの5分ちょっとだ……
その離れた数分で居なくなってGPSを追ってここに来るまでの間もどれだけ怖かったか分かるか？よくこんなにしてくれたな。
悪いがAが許しても俺はお前達を許すつもりは毛頭ない。」
「私はコウ様の為に…」
「だって普通の人が持てない様な物まで貢がされて……」
「コウ様はこの子に脅されて結婚するんでしょ！？」
「昨日なんか衛くんと一緒に居たﾋﾞｯ ﾁなのに！」
沙羅「……何言ってんだコイツら…パパこの人達殴ってもいいか？私も妹が殴られてはらわた煮えくり返る思いなんだ」
拓海「パパも同じだけどダメだよ沙羅。警察に引き渡して相応の処分を受けさせるんだから。」
遠くから救急車と警察のサイレンが聞こえる
『あ、昂輝く、ふ、く……』
昂輝「あぁ…破れてるもんな……俺のジャケットで悪いが掛けておくな？」
『う、ん…』
「警察です！」
「患者はどの方ですか！」
拓海「沙羅取り敢えずAの怪我の具合あの人に言って。」
沙羅「名前は後で取り敢えず両腕…というか肩は骨折してると思う。
脊髄は大丈夫そうだから歩けるだろうけど足首もヒール履いてたのもあって腫れてるし首も暫くは固定で頭部はCT撮ってからじゃないと分からないけど今の所は大丈夫。頭部の固定お願いします」
救急隊「分かりました。担架に移します1.2.3！」
『いっ、…』
救急隊「では御家族の方」
沙羅「なら昂輝を乗せてください。」
昂輝「だが俺はまだ」
沙羅「私はママ達に連絡入れないといけないからさ」
救急隊「ではお願いします」
昂輝「はい。」
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reina(プロフ) - 銀狼さん» 読んで頂いてありがとうございます！これからも楽しんで頂けるよう頑張ります！ (2019年6月20日 23時) (
レス) id: b487513a6a (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 完結おめでとうございます！reinaさんの作品をこれからも楽しみにしています！次回作も読まして頂きますね！ (2019年6月20日 23時) (レス) id: c5721a90b8 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 深雪さん» 今後の展開をお待ち下さい。 (2019年6月7日 12時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - しゅじんこうが、こういしょうでませんように。 (2019年6月7日 11時) (レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 結愛さん» 読んで頂いてありがとうございます！分かります！マリアージュの後の話も読んでみたいなと考えながらよく書いてます！ (2019年3月29日 17時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reina | 作成日時：2019年2月25日 19時
