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買い物が終わりAに言った場所で待っている昂輝


遅いな……レジで5分くらい並んだから待っているかと思ってたが…


ここから5分程待っても来ないAに違和感を覚えた昂輝


昂輝「……流石におかしいな。」
女子トイレだからな…店員さんに頼んでみるか……


女性の店員に声を掛け持っていたAの写真を見せこの人が御手洗に居ないか見て欲しいと頼んだ昂輝


「すみませんお待たせしました。この女性の方はいらっしゃいませんでした。」


昂輝「そうですか。ありがとうございます。」
ご両親に連絡してみよう。もし誘拐だったりしたら…


昂輝「もしもし、拓海さんですか?実は」



______

バシャッ
『冷たっ…何するのよ!』
手動かない、というか何ここ…



バシャッと水を掛けられたことで目が覚めるA




待ってさっき確か昂輝くんの事を待ってて……その時後ろから口抑えられて、目を隠されて…あぁ誘拐か……



昔に数回誘拐された事があった為冷静に考えると状況が分かったA


「あんたコウ様にベタベタくっついて鬱陶しいのよ!」


「そうよ!コウ様は皆のものでしょ!!」



『コウサマ…?』
だれそれ……コウ……あぁ昂輝くんか…
この人達昂輝くんのファン…??



「この服もコウ様に貢がせたの?こんないい服庶民には絶対買えないものねぇ〜ニコ」
「コウ様と別れなさいよ!」
「そうよ!!」


『ちょっとよく分からないけれどこれは私のオーダーメードの服よ。』


「ワタクシとかお高く止まらない方がいいんじゃない?こんな服ッ」


ブチブチッと服が破れる


『ッ……何するのよ!これは曾お祖父様に頂いた…大切な…』



思わず涙が溢れるA


「こんな子が何でコウ様の婚約者なのよ。」


「コウ様と別れるなら解放してあげる!」


『そんな事絶対しないわよ。何で貴女達みたいな下劣な人の言う事を聞かなきゃいけないのよ。』


「っ、」


パシッという頬を叩く音と同時に括り付けられている椅子も一緒に倒す大きい音が響く


『いっ、』
左肩が……どうしよういつもと違うから余計怖い。いつもは金銭目的が多いけどこの人達は違う…。


「私達はコウ様がジュニアの頃からずっと応援してきたのに……」


「何でこんなお嬢様気取りの小娘なのよ!」


『ッ……いやぁ!』
怖い…昂輝くん助けて……

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reina(プロフ) - 銀狼さん» 読んで頂いてありがとうございます!これからも楽しんで頂けるよう頑張ります! (2019年6月20日 23時) (レス) id: b487513a6a (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 完結おめでとうございます!reinaさんの作品をこれからも楽しみにしています!次回作も読まして頂きますね! (2019年6月20日 23時) (レス) id: c5721a90b8 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 深雪さん» 今後の展開をお待ち下さい。 (2019年6月7日 12時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - しゅじんこうが、こういしょうでませんように。 (2019年6月7日 11時) (レス) id: 8e88cca1a9 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 結愛さん» 読んで頂いてありがとうございます!分かります!マリアージュの後の話も読んでみたいなと考えながらよく書いてます! (2019年3月29日 17時) (レス) id: fdd887a879 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reina | 作成日時:2019年2月25日 19時

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