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車の中では
『葵さんごめんね?ありがとう…』
葵「いいよ笑
それより今まで痴漢に遭ってたの?」
『まぁ学校行く日の電車はほぼ毎回。
どうせ4駅我慢すればいいだけだしね…
極たまに酷い時は相手の方向いて大切なアレ蹴り上げて大声でコイツ痴漢って言ってるけどね』
葵「…………痛そう…しかもなんか平然とし過ぎてて…」
今もサンドウィッチ食べながら話してるし
『その後そい言う奴って次の駅で降りるんだよねー
悪いことやって逃げるってアホとしか言い様がないよね〜』
葵「まぁそうだけどそんなに笑顔で言う事かな……」
『あはは笑まぁ仕方ない…電車ってそんなもんだし。早く車の免許取れる年になりたいー』
そう言いながらサンドウィッチを頬張るA
葵「後2、3年だもんね?」
『うん、まぁ取るか取らないかはその時にならなきゃ分かんないけどね笑』
葵「そうだね」
ピロン
葵「Aのスマホ?」
『うん…………今日の撮影明日に振替になったってメールだ、』
葵「一緒に撮影する時にそのまま撮るって事?」
『うんそうみたい……ピコン…ん?……』
話?なんだろう……??なんかやらかしたっけ?
いや、最近はちゃんと仕事してるし学校も一応行ってるし何も無いはず……
葵「どうかしたの?」
『あ、今日帰りに事務所に来てってなんか話があるらしいんだけど……私なにかしたっけ…な』
Aちゃん逆に心当たりあるのかな…
そう思う葵だった
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作者名:reina | 作成日時:2018年7月13日 0時