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ガヤガヤ

「静かに!!なんか案だして〜」


なんで学祭の案出しでこんなに騒がしいのか


こんなんじゃ音楽聴くに聞けないし大音量でもまだ声入ってくる


「なんでもいいじゃん〜」


『私服でメイクとかしたらいいのに…』
仮装喫茶とか…クレープ屋とか


「あの〜長月さんが意見あるみたいでーす!」


騒がしかったのが静まる


なんか静かになってる。なんかあったのかな?


まぁ私には関係ないし寝よう…


「長月さん!長月さん!!」


『え、私?』


「そう、貴女。何か意見あるみたいだけど?」


『…あー、さっき言った声がもしかして聞こえた?』


「あ、俺が…」


なるほど…面倒な………


「えっとそれでどんな意見?」


『いや、私学祭当日出ないし私が意見出しても』
逆に今日が学祭の出し物決めって知ってたら仕事入れてたのに


「この状況じゃ決まらないしなんでもいいわ!」


『…全員で私服着たらどうですか?女子はメイクして男子は髪のセットはしてから。

仮装喫茶とかクレープ屋とか…


理由は可愛いものは中学三年生の受験生で特に女子には受けがいいと思います。
受験生には高校のアピールにもなって新入生の獲得にもなると思うからです。以上』


「そこまで考える人は居ないけど…」


「でも喫茶店とかクレープ屋かぁ〜楽しそう!」


「メイクとかは上手い人がやらないと…メイク出来る人〜」


「「はーい!私ら出来るよ?」」


『……』
確かにメイク濃いし…


「他には〜?」

「長月さんは??この前Queenでメイクしてるの見たよ??」


『いや、私が学祭本番出られないんだって…』


「2日とも?!」


『え、さぁ??そこはマネージャーに聞かないと覚えてないけど……』


「じゃあ確認してもらえる?」


なぜにそんなに上から目線なのか教えて…


『授業中にスマホを触るのは禁止だし。』


「今は別にいいから早く!」


『…今は授業中、学祭決めしてるんでしょ?私は意見出しました。
そこまで上から目線で言われる必要はないと思いますニコ』


「っ…じゃあいいわ。他に意見は?」


「私服は許可貰うの難しいだろうし制服を少し変えたらどうかなー?」


「例えば?」


「例えば…うーん…」

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作者名:reina | 作成日時:2018年7月13日 0時

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