長月夜の妹は2 (ページ29)

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駆「ん？どういうこと？」

『んー、こんなイケカワ達に声掛けられるっていいよねって事かな。』

夜「偶にAって陽みたいによく分かんない言葉使うよね…？何処で覚えてるの？」

『…さぁ？教室…とかイヤホンしててもみんなの声聞こえるし…』

陽「その前に音楽かけてねーだろ〜？」

『……何のこと』

図星！？

葵「あはは…そろそろ他の皆も揃うしご飯しよっか？」

夜「あ、そうだった！陽、お皿出して〜」

陽「ほーい」

『でもさ、私良く考えればおかしいよね〜』

駆「なにが〜？」

『友達出来るより先に恋人出来るって』

海「あ、あー、まぁそれは…なぁ…」

『16年間友達は居ないってぎゃくに私凄いなぁ…』

葵「何言ってるの？」

『うん？』

葵「ここにいる皆もう友達じゃないの？」

『え、どっちかと言えば先輩…』

涙「友達だよ…？」

『っ！？』

恋「そうそう！」

海「ああ！友達だ！」

『…ありがと、うございます…(*´ᵕ`*)』

きゅん

葵「A、その笑顔…やめよっか…？

皆も駄目です、から！」

ぎゅむぅ

陽「葵ちゃんが牽制してきた！」

夜「こら、陽…」

『ちょ、葵、く、苦しい…』

葵「え、あ、ごめんね！？大丈夫！？」

『平気です…。友達…出来てて良かったぁ…』

皆年上の男だけど……

ガチャ
「ただいま？おやおや、今日は可愛いお姫様が居るねぇ〜？」

『……ねぇ、葵くん、本能が近付くの危険って警報鳴らしてるんだけど……』

葵「あ、うん、多分大丈夫…なはず｡」

陽「本能で危険www」

隼「酷いなぁ〜そんな事ないよ〜？ﾆｺﾆｺ」

海「それが胡散くさいんだろーな！」

『取り敢えず、お疲れ様です霜月さん。皆さんもお邪魔してます』

駆「わぁ今更！」

隼「いっその事ここに住んじゃえばいいのにねぇ〜」

『それ、フラグってやつですよね…？私今の家の方が住みやすいのでパスします。只でさえ家結構近いのにここに住んじゃったらお兄ちゃんの監視の目が怖いし』

夜「えっ！？そんな事ないよ？」

陽「まぁ夜10までに帰れない時はタクシー呼ぶか夜を呼ぶってなってるしな〜」

『基本タクシーかマネージャーだけどね』

葵「まぁ高校生だもんね…夜遅い電車に乗って何かあったら困るしね…？」

『まぁそれもあるから基本はタクシーで帰るよ？』

夜「これからもそうしてね。」