長月夜の妹は2 (ページ28)

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葵「で、？Aちゃんは友達とか出来た？もう転校して数ヶ月経ってるけど…」

『…あー、いや、避けられてる』

夜「そうなの？」

『うん、遠巻きに見られてる。
極たまに話しかけれたらラッキーって』

陽「あー、そういう意味での遠巻きか…ならまだいいや。」

『どこか！？私は普通にクラスの子と仲良くなりたいの。でも友達の作り方分かんないの…』

夜「まぁ昔から人見知りだもんねぇ…」

葵「あーそっか…最初のあれもある意味人見知り…」

『…心当たりがありすぎる…酷いこと言ってごめんなさい……』

葵「え、いやいや！そうじゃなくて、

少し話しかけてみたら？」

『え？』

葵「もしかしたらたわいのない事から話せるかもだし！」

『Queenの人達は皆私の事知ってるからいい…けど…話題…とか悩むじゃん！？私小中高ずっと友達居なかったから何話すのがいいのか思い付かないんだもん！』

「「「「えぇっー！！？」」」」

Σ(・Д・ノ)ノ

『え、駆くん、恋くん、郁くん、その他略…』

海「雑だな！？」

駆「え、その前にホントに友達居たことないの！？」

ｸﾞｻｯ
『……あの、ここに…刺さります…』

駆「あっ！ごめん！」

『いや、でもホントの事なんで…』

陽「性格はある意味夜にそっくりだよな〜根暗っぽい感じとか？」

『陽、それ以上言ったら蹴っ飛ばす』

陽「こっわ！」

葵「じゃあ化粧品とかの話してみたら？」

『なんで。』

夜「せめて疑問符付けようねA？」

『あ、なんでですか？』

葵「え、女の子って化粧品で盛り上がったりするんじゃ…？」

『え、そうなの？』

恋「もしかして俺より疎い！？」

『あ、それはない。』

恋「バッサリ！！」

『だって学校って怖いじゃん……着飾った私しか知らないのに…私だって気付かないじゃん。』

夜「A、前の学校の子と今の学校の子は違うかもよ？」

『頭ではそんな事分かってるもん…』

葵「よしよし、まぁ考え過ぎないのがいいよ？もしかしたら話せるチャンスあるだろうし、ね？」

恋「そうそう！案外グダってしてたら話しやすいじゃん？」

『そうなのかな？』

海「まぁいつの間にか友達になってるかもな！」

郁「うんうん」

涙「きっと見つかるよ…？」

『…やば、励ましてくれる皆が尊い…』