弥生春の姉は…2

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『砂が…』


志季「車に乗る前にはたかないとな？」


『うん。』


志季「寒くないか？」


『平気。これくらいが一番だから…』


志季「そうか。」


『潮の匂い好きなの…落ち着けるから』


志季「それならもっと早く来ても良かったな？」


『かな？多分今海入ったら溺れるだろうなぁ…』


志季「そうだな…そういえば体重どうなってた？」


『38kgまで落ちてた。前でも42kgだったんだけどね…』


志季「危険だな…流石に」


『うん…先生にも言われた。でも食べるの怖くて…那月はもしかしたら最後に何も食べずにとか…私が倒れちゃったからとか考えたら食べるのが怖くて…』


志季「そうか…A、うどん食べないか？」


『え？でも確実に残しちゃうし…』


志季「それなら俺が食うから大丈夫だ」


『……分かった。』



志季「どうだ？」


『食べれる…麺も２、３センチにしてくれてるから食べやすい』


志季「それなら良かった。ゼリーよりまだうどんの方がいいからな(^-^)」


『…うん。志季くん家で作ってくれてありがとう。どうしても外で食べるのはまだ無理だから…』


志季「全然いい。Aのペースでゆっくり戻して行こう？」


『うん…』

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