弥生春の姉は…2

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春side

「おはよう〜」
姉さんの家から現場に来たけど皆普通そうだ。1人を除いて


駆「おはようございます！」


始「春か…どうだった？」


春「うん…今日はゼリー半分食べたかな…」
始はやっぱり気になるんだ…


会いに行けばいいのに…


始「そうか…」


春「今日は志季くんが姉さんと一緒に居てくれてるから安心だよ…姉さん1人だと怖いけど…

始も姉さんに会えば？？姉さんも会いたがってるよ？」


始「…そうだな。Aがああなったのは俺にも責任がある。」


那月の事まだ責めてる…
春「そんな事ない。それを言ったら俺だって…」

あの日姉さんが倒れて２日後始が飲み物買いに行ってる時に俺が電話で席を外したから那月は連れ去られた。


もしかしたらトイレとかに隠れてるのかもって探したけど全然見つからなくて捜索願を出した途端脅迫状が来て…


春「あれはしっかり見てなかった俺も悪い…
面会謝絶になってるからって油断したんだから…」


始「……」


春「姉さんに最初報告した時の事覚えてる…？」


始「…ああ。2日間でも守ってくれてありがとうと言ってたな…」


春「うん…だから姉さんが仕事出来なくなってからは姉さんの事俺達で守ってる。今でも……これ以上深い傷にならない様に」


始「そうだな…これ以上あればAは壊れる…」


春「そうだね…」
志季くんのお陰て少し明るくなったけど

そこは感謝しないと…俺じゃ姉さんを外にも出せなかった。

志季くんがそれをいとも簡単にやった時は流石に嫉妬した…姉さんを取られた様で


まああれだけやられたら認めるしか無いけどね…

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