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「失礼します。食事と点滴の交換に来ました。」
『٩(*´︶`*)۶』
「Aちゃん食べる前にあ〜たまで言おっか？」
『……まあ？』
「うん、リハビリだからね？」
『分かった』
『あ、い、う、え、お、…あ、き、く、げ、ご…ｹﾎさ、し、う、せ、そ、た、ち、う、て、と、』
「うん、前よりは分かりやすく言えてるね。はい、食べていいよ？あ、手確か青くなってたよね？大丈夫？？」
手？あ、左手か…
『う、ん、』
「じゃあゆっくり食べてね？
皐月先生昨日の超音波検査の結果が出てますので後でPCで見ていただければ。」
泉「分かりました。じゃあA、と友達くん達もゆっくりしていってね」
公平「あ、はい！」
陽介「Aも飯みたいだし俺達も持ってきたパン食おうぜ〜」
パン…いいなぁ〜あと2ヶ月もすれば食べれる様になるよね？
秀次「だな。」
『いたらきましゅ…』
「「「いただきます」」」
風間「A、ココ最近はずっとこうやって過ごしてるのか？」
『ｺｸｺｸ昨日は歩くリハビリもした』
風間「そうか。順調そうなら良かった」
『うん。2ヶ月もしたら固形物食べれると思うし楽しみです！』
公平「じゃあ1番に何食いたいの？」
『け、き！』
陽介「めっちゃ前のめりだぞー笑」
『アップルパイにたい焼きにティラミス、ショートケーキにエクレア、パイシューにチーズケーキ！お店にあるケーキ1つずつ全部食べたい』
公平「太るぞー」
『15kg落ちてるから大丈夫！』
秀次「15kg…確か前までの体重が40あったとしても25〜35辺りだろうな」
陽介「軽すぎるだろ！？A沢山食え！退院したら東さんに色々連れてって貰うぞ！！」
公平「お前の金じゃねーのかよ！」
陽介「そうしたら金なくなるじゃん」
公平「そりゃ東さんだって一緒だろ。」
『東さんは優しいから連れてってくれるよ。
蒼兄も連れてってくれるでしょ？？』
風間「Aだけだったらな」
もしかしてコイツ…
日が暮れてから
皆帰っちゃった…寂しいなぁ……お兄ちゃん達来ないかな？でも始さんの説教はもうやだし…
優花姉来ないかな
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
「どもー笑ぼんち食う？」
『じ、さ！
迅「爺さんじゃないけどな〜笑迅って言うのもだいぶ言える様になってきたな〜」
『う、ん！』
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作者名：reina | 作成日時：2018年4月28日 22時
