長月夜の妹は7 (ページ10)

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『隣にいるけど手も握れる距離で夢じゃないけどまだ。知らない君がいてソワソワするから“聞かせてキミのこと”

まだ僕がいないYour past届かなくていちいちきっとね妬いちゃうけど。見つめあって吹き出す瞬間勝ち負けなんて意味が無いって思えたりして？ﾆｺ

ねぇねぇここからは思い出僕と君とで、あぁ、あぁ、君とだけ作れるこんな幸せ♪』

『今日ここで大切な人に想いを伝えようと頑張ってきた人がいます。これは貴方たちの物語。ここから先どうするかはお2人が決める事です、どうぞ。ﾆｺ』

ステージ上から下りてマイクを渡す

「ななちゃん、オレは昔からななちゃんの後ろに隠れることが多くていつもななちゃんに支えられてました。

ななちゃんの事がずっと好きで中学の頃に告白されてからずっとななちゃんだけを見てきました。まだまだ頼りない俺だけどななちゃんとこれから先もずっと一緒にいたい。

ななちゃんを幸せに出来る様に頑張るから……オレと結婚して下さい。ﾆｺ」

「…待ってズルくない？わざと髪の毛もボサボサにさせてたのにちゃんと綺麗にされて私だけが知ってる律輝じゃなくなって、こんな嬉しい事言われて嫌だなんて言わないに決まってるじゃん。」

あ、やっぱりわざと地味に見せてたのか…とAは心の中で思いながら見守る

「ちゃんと幸せにしてよ？私も律輝の事幸せにするから。ﾆｺ」

「うん！ﾆｺ」

『おめでとうございます〜！！』

「「「おめでとう〜！」」」

『柊木先輩上手くいって良かったです。
結婚式の際は呼んでくださいね、お2人が好きな曲歌わせて頂くので。笑』

「Luaちゃんありがとうございます！」

『いえ、これから大変な事多いと思います。でもその分幸せになって下さいね！！ﾆｺ』

「うん、ありがとう！」

『ラストスパート歌っていくよ〜！』

最後の最後まで盛り上げ成功に導く

後日先輩にDVDにダビングしたプロポーズシーンの映像を渡したのだった