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「いや、伝えたい事は何となく分かるよ。
確かに失敗は誰にでもあるもんね。Aちゃんだって1人の人間なんだから完璧なんて有り得ない。そういう事でしょ?」


『はい!ニコ
そういう事です。なので先輩は自信持って下さい。少なくとも彼女さんと私は貴方の味方です。』


「うん、ありがとう。」


キーンコーンカーンコーン


『あ、1時間目終わっちゃいましたね。戻りましょうか。』


「うん、あ、あの。ありがとう、引き受けてくれて。それにアドバイスまで…」


『いえ、私に出来ることはいくらでも協力します。今回は私が協力して貰ってますけど…もし彼女さんと上手くいっていつか結婚式をする時は手紙下さい。歌いに行きます。無理だったとしても何かしらアクションは取りますから。ニコ』


「そんな先の事までは流石に」


『そうですね、まず先輩は振られないよう頑張って下さい。出来る限り言葉で伝えて言葉を聞いて沢山話して下さい。それが…私から出来るアドバイスです♪
明後日、学校に来るので出来上がった曲も一緒に聞いて下さい。放課後4時から6時までに体育館に来てもらえれば歌いますから。』


「え、そんなにスグ?」


『まぁ明日は学校に来ないかも知れませんけどね。じゃあ本番まで内密にお願いします。笑』



そう言って空き教室を出て1年の教室に戻る


鏡花「A!どう?!」


『出来た!ニコ』


鏡花「やった!!え、じゃあ新曲のMV撮影って」


『この学校の部分使うよ!』


鏡花「凄っ!!」


『まぁまだ曲については音合わせとか色々あるから明日は来れないかもしれないから個々で練習してくれるかな?』


鏡花「勿論!任せて。」


『ありがとう。じゃあ次2時間目だよね?理科室行こう』


鏡花「だね。」



そう言って荷物を片付けて必要な物を持って理科室にみんなで向かうのだった

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作者名:reina | 作成日時:2019年11月3日 6時

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