長月夜の妹は6 (ページ40)

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次の日この日は午前中だけ学校に行けたがドラマや雑誌、その他諸々が夜中過ぎまで続いた

その後にも家で作詞していたので寝不足で教室についてからは席に座ってそのまま机に突っ伏して目を瞑る

作詞も上手くいかない…どうにかして自分の中に役が出来ればいいのに……。

あ、そういえば結構前に貰った手紙の返事も出さないと……

あと今日の午後からはアニメの歌唱の方が少しあるからそれも覚えないと…

色々頭をグルグルさせながら眠気がある自分に少しイライラする

「A…A！」

『はい！！あ、伊澄？』

伊澄「ビックリした…Aに3年の先輩が来てるよ。」

『は？』

教室のドアの方を見ると地味な見た目にしてあるがそれなりにイケメンの男子生徒がいた

『磨いたらイケメンかも。』
身長…178cmはある。体格は少し貧弱だけど…鍛えたら一気に化けるタイプだ。肌も綺麗だし……髪も寝癖でボサボサだけど整えたら印象変わる

遠目で見ても分かる整った容姿に思わずモデルとしてのスイッチが入っているA

伊澄「え？」

『いや、なんにも？3年の先輩が私に何の用だろう？ちょっと聞いてくる。』

伊澄「うん。」

『あの、どうかなさいました？』

「…俺、3年4組柊木律輝と言います……。実は長月Aさん…いや、Luaさんに話があって…」

『はい、それはいいですけどもう少しだけ声のボリューム上げてもらってもいいですか？
結構近付かないと聞こえないので……』

「はい！すみません…あの、俺、幼馴染みの恋人にもう一度ちゃんとした告白したいんです。それでその」

『ストップ！その話ここじゃなくて空き教室で聞かせて下さい！私の作詞に使いたい！ﾆｺ』

「へ？」

『鏡花私授業出ないから先生言っといて。あー、3年4組柊木さんと話があるって！』

鏡花「了解〜悩んでる作詞頑張って」

『はいよ〜！』

スクールバックを持ってその先輩に空き教室まで付いて来てもらう