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『じゃあお願いしていいかな?』
「はい!あ、でも……その為には採寸を…」
『あーと、じゃあ衣装の話は昼休みでもいい?』
「はい!」
『じゃあ名前とクラス教えて?』
「あ、はい!私も4組の佐野陽葵です。麻里奈の双子の妹です。」
『陽葵ちゃんか……可愛い名前だね?ニコ
宜しくね陽葵ちゃん♪』
「は、はい!///」
伊澄「悩殺してるよ…A」
鏡花「中々凄いイケメンぶりが…笑」
鏡「そういう所もいい!Aちゃん俺は何をしたらいいかな?!」
『えっと……その役割を決めるのは私じゃないから…(苦笑)』
鏡「振られた!ショック!」
鏡花「グイグイ行き過ぎなんだよバカ。
ごめんねA。この前の照れようはなんだったのか分かんないほどアホの子になっちゃってて」
『いやいや!残り日数は少ないけど1年生皆で頑張ろうね!!』
「「オー!」」
『取り敢えず……皆次の授業始まるから…急ごうか?時間取っちゃってごめんなさい!(苦笑)』
先生の号令で解散となり1年生が一度に体育館をあとにする
「……チッ………」
『……。』
なんか視線感じた…前?いや後ろからだ。
後ろ…私の後ろに居るのは鏡花達と生徒会委員の子……
後ろから感じる黒いものに気付いたAはそっと後ろを見る
『鏡花、今日のお昼に衣装と曲だけ決めてもいいかな?』
いや、今は考えないでおこう。もしこれが酷くなるようなら対処したらいい
鏡花「いいよ。全部のMVも見てるから振り付け覚えてるし。私は問題ないよ。」
『じゃああとは麻里奈ちゃんと陽葵ちゃんと決めないとね。どうせならこの機会に新曲作ってみようかな?』
鏡花「そんな簡単に出来るの??」
『いや、実は今歌詞作りに行き詰まってるんだよね。誕生日までにその曲完成させなきゃいけないんだけど私の歌詞ができるの待ってる状態なんだよねぇ……。』
鏡「音源って言うのかな?作曲の方は?」
『そっちは既にやって頂いてるものが出来上がってて歌詞が完成したら微調整するくらいなんだけど……』
伊澄「思い付かないんだ?(苦笑)」
『全く。』
鏡花「それはやばいんじゃ……。ごめんねそんな時に頼んじゃって。」
『ううん。大丈夫、楽しんでもらえるライブにしようね!笑』
と教室に戻るまで話すのだった
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作者名:reina | 作成日時:2019年11月3日 6時