長月夜の妹は5 (ページ9)

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『じゃあ衣装はこの感じで……』

Queenの衣装の打ち合わせを済ませたあと自分の誕生日イベントとSolidSやGrowth等他のメンバーとの歌唱合わせ新曲の振り付け等一日中事務所に籠りっきりになっているA達

『えっと次が…』

「A、ストップ！」

『……何…びっくりした神崎さん。』

「もう3時間もぶっ通しでスタッフ篁くん達も疲れてるだろ、お前も休憩！ほらお前の好きな抹茶フラペ買ってきたから一旦休め。」

『……ふふ、はーい。笑神崎さんフラぺありがとﾆｺ』

翼「…やっと休憩……！」

大「翼うるさい」

壱流「あー腹減ったー！」

『あ、そうだ、皆さんこれどうぞ〜
今日ずっと打ち合わせだから昨日の夜から仕込んで結構作ったので。』

神崎「今日の重たかった荷物それか！笑
重箱5個とかめっちゃ作ったな。何時間掛かるんだよ」

『殆ど昨日の夜作ったから今日詰めただけだから対して時間は掛かってないよ。
お味噌汁もそこの中に入ってるから紙コップなり出して自由に飲んでください笑』

翼「おぉーサンキュー♪」

夜「もう、ちゃんと寝たんだよね？」

『……まぁ…』
お弁当…重箱の準備が終わった後に今日の準備と課題とか色々やってて結局神崎さんが迎えに来てくれた車の中でしか寝てないんだよね

葵「寝てないね？」

『車の中で眠ったよ……明日歌う曲の予習しながら。』

葵「それは仮眠って言うんだよ。もう、フラペチーノ飲み終わったら10分でもいいから目閉じよう？？」

『はーい。』

皆が資料を少し片付け割り箸やコップ、紙皿を出して重箱の中から色々取り分けていた

始「A、ここなんだが歌うタイミングについて」

『えっと待ってね、そこは私が考えてるのは…』

始が持ってる資料を覗き見ながらあぁここはと言いながら意見を述べるA

神崎「休憩なのに休憩になってねぇな……」

月城「ですね…。Aちゃん人一倍責任感も強いですし始くんや他の先輩にも臆せずハッキリ喋りますからね。ああやって意見聞いたりするのもやりやすそうですよね。」

神崎「まぁ、あれはある意味才能だと思いますけど殆ど寝てないってなると流石に体力も限界が来ると思うんですよね。」

月城「そうですね。Aちゃんの休みって今どうなってるんですか？」

神崎「学校に今月数回行けるかどうかです。」