長月夜の妹は5 (ページ41)

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:20,820 hit

41 ページ41

始「よし、じゃあ最終確認するぞ。」

『あ、待って！私から皆に話があるの。』

ツキプロライブに向けたライブ前の最終確認の日

グッズや歌のセットリストの確認等忙しい中全員が揃っての重要な日だった

始「ん？どうしたんだ？？」

『私自分の曲の歌い方ちょっと変えようと思ってるの。勿論これは社長からも許可もらってるんだけど…』

衛「けど、どうしたの？」

『歌い方…というか……音程のとり方というか…』

壱流「なんだよ、ハッキリ言えば？」

壱星「壱流言い方…」

『SolidSとSOARAの皆に教えて欲しくて…
で、……その時はフォローとまではいかなくてもその…宜しくお願いします。』

普段なら強がって頭を下げなさそうなAが頭を下げてお願いする姿にその場に居た皆が驚く

始「…Aが前の熱の時に何か思い付いたと言っていたと聞いていたが別に心配する事ない。もし失敗したとしてもそれはいつか糧になる。今回はこの人数にメンバーだ。皆助けてくれるさ。笑」

始がAに近付きそう言いながら優しく頭を撫でる

『あ、あと私にサポートバンド付く事になったから私のセットリスト見直した方がいいかも？笑』

始「……Aそれはもっと早く言うことだ。(苦笑)それはいつから決まってたんだ？」

『…この前？』

翼「いやそのこの前を聞いてんだって！笑」

『確か1週間くらい前…』

志季「……ライブまで1週間もないんだか？(苦笑)」

『えっとね、最初から言うと…わたしが熱の時に思いついた方法を社長に言ったらその2、3日後にいきなりメールでサポートバンド付けるからしっかり練習するんだよって来て…

ここ暫くドラマの撮影にアイスタの歌にその練習で忙しくて…皆に報告するの忘れてた！(๑＞؂•̀๑)ﾃﾍﾍﾟﾛ』

何とも言えない空気が会議室に漂う