長月夜の妹は5 (ページ35)

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葵「ううん、それでも撮影はやり切ってるし凄いよ。俺と夜以外はAが風邪引いてたつて事も気付いてないし。

でも正直風邪引いてる日に雨のシーンやるのは馬鹿だなって思った。」

――(-ω-;)―→ｸﾞｻｯ!!!
『…ですよね……今考えたらただただ馬鹿な事しました。』
結構ハッキリ言われた、いやまぁそう思われる事してるからなんとも言えないけど…

葵「でもあれだけの熱あってずっと頑張ってたのは単純に尊敬もしてるんだ。」

『え？』

葵「普通なら立つのすらしんどい筈なのに笑顔も絶やさずにスタッフさんとか共演者さんと休憩時間も話したりして、見てるこっちとしてはちょっと冷や冷やしてたけど流石だなってそう思った。」

『……ありがとう…//』

葵「でも、これからはちゃんと体調不良の時は言う事！何も話してくれないのは俺としても心配だから…。約束。」

『…うん。分かった、約束します！ﾆｺ』

葵「うん。笑さてAちゃん寝ようか。
明日は朝から撮影だしね？ﾆｺ」

『いや、でもこれ以上葵くんのベッド占領出来ないよ。』

葵「いや、俺は別に床で寝ても平気だよ？
部屋暖房ついてるから暖かいし」

『でも…』

葵「こんな時間に外出て風邪ぶり返したい？ﾆｺ」

『え、いや、そういう訳じゃ…あ、じゃあ_____。』