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翼「で、どう?」
『それならこうグッと手を掴む感じは?』
翼「あー、それでもいいかもな。後はどんだけ濡れるかもあるけど…」
『だいぶ多めで?笑自分の服すらベタベタの勢いとか??笑』
翼「風邪引くだろ。今何月だと思ってんだよ。」
『ん?1月、真冬だね。』
翼「んな淡白な…」
『……あ、ねぇこのシーンって今日最後のシーンだよね?』
翼「あ?そーだけど?てか撮り始めんの空が真っ暗になってからだし。早く終わっても22時は越えると思うぜ?」
『……ならさ…1つ思い付いたんだけど……』
翼「マジ?………それ絶対A風邪引くぞ?止めとけって。」
『私は何に対しても一切妥協する気は無いよ?ニコ』
翼「そうだとしてもだよ!
メイクだってとれるし髪型も全部崩れるぞ?!」
『いいじゃん、一発勝負。
それとも何?翼くん1発OK出せないの?ニコ』
翼を挑発して煽るA
翼「……いいぜ。やってやる。
その代わり絶対1発で終わらせるからな?
終わったらすぐにタオル貰って身体拭かせてもらえよ?!」
『ん。了解ニコ』
その挑発に乗りながらもAの心配をする翼
「Aちゃん、前言ってたハートのピアス付けよっか?笑」
『あ、ホントですか!?やった!笑
小ぶりで可愛い…それ買取出来ます?!
私探しても中々見つからなかったんですよー笑』
「出来るよ〜後でマネージャーさんに言っとくね。」
『ありがとうございます笑』
「次の雨のシーンの準備始めて」
「はい!」
『…………。あ、あの雨のシーンの前に私に一度水掛けてもらってもいいですか?』
「え?あ、はい。大丈夫ですけど…撮影夜だし冬なので絶対寒いですよ?」
『撮るのは上手くいけば数分なので大丈夫ですよ笑じゃあ撮影前によろしくお願いします。笑』
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作者名:reina | 作成日時:2019年5月16日 1時