長月夜の妹は5 (ページ24)

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『あ、お兄ちゃん、葵くん、おはよう！』

葵「Aちゃん、おはよう。なんか今日いつもと違う？」

『今日の服装が派手じゃないからじゃない？服もミニワンピじゃなくてジーンズだし。私もさっき衣装担当さんになんでって聞いたし笑』

葵「そっか笑」

夜「A台本で確認したい事あるからちょっといい？」

『うん？分かった』

夜に手を引かれAの控え室に行く

夜「…A熱あるね？」

『熱はないけど徹夜でテンション可笑しいかな』

夜「……はぁ分かった。そういう事にしとく」
絶対熱ある。手熱いしいつもより目が虚ろだし

『もうお兄ちゃんの勘違いだって笑
ほら戻ろ？？葵くん待ってるだろうし…』

夜「そうだね。でも無理しない事。辛くなったらお兄ちゃんにちゃんと言うんだよ？」

『あはは体調悪い日は頼るね笑』
流石にお兄ちゃんは誤魔化せてないかも(苦笑)
普段気付かないくせに偶に鋭いんだよね。

「お、A、夜おはよー！」
「おはようございます」

夜「翼くん大くん、おはようﾆｺ」

『おはよー笑そうそう翼くん4日前くらいに志季さんから音源届いて歌詞と一緒にもう覚えたから１回最終調整してもらいたいんだけどいつなら空いてるか聞いてて？？志季さん私が電話する時に限って仕事で電話出ないの』

翼「おー、りょーかい笑てかもう覚えたって早いな」

『いや、でももう覚えないとMV撮れないからめっちゃ歌聴きまくったよ笑』

大「流石…」

翼「そういやAの一番最初のデビュー曲って何になんの？」

『社長に書いてもらったスタートラインって曲だよ。』