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40分してアラームが鳴ると起きるA
『……ふぁぁ…よく寝た。』
少し眠ったら頭も冴えてきたし。
点滴ももう殆ど終わりだし丁度良かった
「…起きたか。」
『あ、逢沢さん。おはようございますニコ』
「俺には別にその笑顔は必要ない。病人はもう少しゆっくりしとけ。」
『あははそうはいきませんよ。今から長月Aを演じて青石遥も演じるんですから』
「……休むつもりはないのか。」
『私の脳に仕事を休むはありませんよ。
それは逢沢先生も一緒でしょう?笑』
逢沢「………まぁな。点滴終わったな。今外す」
『どーもです。この事絶対誰にも言わないで下さいね?』
逢沢「まず言う相手が居ないだろう。安心しろ。」
『あー確かに逢沢先生怖いもんね。笑』
逢沢「君の青石も中々なものだと思うがな。」
『あ、見ててくれるんですか?笑嬉しい〜♪』
手際よく点滴を外してもらいクビに貼っていた冷えピタも外す
『……よし、じゃあ逢沢さん、どうもお世話になりました。後で治療費払うので神崎さんに明細渡しておいて下さい!』
じゃあ失礼しますとだけ言うと早歩きで撮影現場まで戻るA
神崎「A戻って来たか…大丈夫か?」
『うん。少し眠ったらめっちゃ元気になった!笑スタッフさん達にはもう挨拶してきて服着替えたらメイクだしもう行ってくるね笑』
神崎「あぁ。」
さっきより顔色は幾分かマシだけどあれじゃ直ぐに切れるだろうな。
休ませてあげられりゃいいんだがな。
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作者名:reina | 作成日時:2019年5月16日 1時