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___side
【『私は夜兄とは違うから』】
「か、…あの子結構闇深いね」
「そう言うなリョウ…前の学校で何かあったんだろう」
涼太「だろうね。夜さんとは違うって事はなんかあったんだろうし」
剣介「でもあの子まだ練習してんのかな?」
衛「まさか…もう夜中2時前だよ??
俺たちだって12時にはもう戻って来たのに?」
昂輝「見に行ってみるか…心配だしな」
涼太「コウ、」
昂輝「あの様子だと無理して練習しそうだろ?」
剣介「んじゃ行ってみる?笑」
衛「だねぇ〜」
涼太「……はぁ…ちょっと待って。これもいるでしょ?」
そう言いながら涼太の手に持ってるものはアクエリだった
昂輝「だな。笑」
ダンスルームに行くと
『♪〜♬〜』
昂輝「…俺達の曲だ。」
涼太「……魔法の、キズナだね、…上手い……」
剣介「リョウがそこまで言うのも凄い!」
衛「あ、」
ガチャ
『何してるんですか??
部屋に戻ってましたよね……?』
昂輝「よく気付いたな」
『あ、あぁ…私人の気配に結構敏感なので……
でももう夜中ですよ?どうしたんですか??』
昂輝「ずっと練習してたのか?」
『え?あぁまぁ…じゃないと皆さんには追い付けないし。』
衛「学生は眠って明日の授業に備えないと」
『別に大丈夫ですよ?』
涼太「あんな点数取っておいてよく言うよね」
『知ってます?出来のいい兄を持ったら妹は実力を発揮しちゃ駄目なんですニコ
テストだってそう、取ろうと思ったら全部90点台は取れますし』
剣介「へぇ〜やっぱ社長の言う通りじゃん!笑」
『これお兄ちゃんには言わないで下さいね?』
衛「……Aちゃんなんでそうやって嘘ついてるの??」
『………聞いて得はしないですよ?ニコ
それはそうとさっき聞いてたんですよね?
どうでした??ダンスは流石に聞いてからにしないと出来ないから歌だけだったけど…』
昂輝「いいと思うぞ。もう少し低くできるならその方がいいが…」
『低く……んー分かりました。練習しておきます。皆さんはもう遅いですし帰って大丈夫ですよ。皆さんはあさイチからですよね?』
涼太「まーね。ほら、責めてこれだけは受け取ってよ。飲まないと熱中症になるし。」
『……ありがと( *ˆ﹀ˆ* )』
衛「じゃあね、おやすみ」
「「「おやすみ」」」
『おやすみなさいニコ』
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作者名:reina | 作成日時:2018年12月10日 0時