長月夜の妹は4 (ページ38)

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数週間後･結局誘おうにも予定が合わなくなり25日にQueenの衣装セットを決めるA

『これとこれ合わせるのはどうですか？』

「後はこっちもアリだと思う。」

『今回は月がモチーフなのでチャームはこの辺りがいいと思うんですが』

『後はこの袖のフリル部分をもう少し動きやすくした方が』

「なるほど袖の部分は検討してみるわ。」

『ありがとうございます。』

「じゃあ今日はここまで！
今日言われた変える点とその後の細かな修正は任せるから。」

「「「「はい！」」」」

『お疲れ様でした。』

「「「お疲れ様でした〜」」」

『寒っ……はぁ…どうしようかなこの時間の電車人多いし車も結構渋滞する時間だし…』
歩いて30分…歩くか

『お疲れ様でした』

スタジオを出たらそこに1人の男が

『え、なんで？』

「お疲れさまです。Aちゃん今から俺と……その、デートしませんか？//」

葵が照れて顔まで赤くなる

どれくらい待ってたんだろう…凄く寒そう……顔も赤い……

『は、はい、します。』

葵「良かったﾆｺ
車で一応来たから行こっか？」

『うん、……葵くん、外で何分待ったの？』

葵「んーどれくらいだろう、」

『え、あ、早く車行こう！！寒いよね？！風邪引いちゃう』

葵「あはは笑平気だよ。カイロあるし」

『でも寒いのは一緒！あ、先に車乗ってて！』

近くで見つけた自販機でココアとカフェオレを買うA

ｶﾞﾁｬ

『はい、お待たせ。ちょっとこれ飲んで暖まって』

葵「うん、ありがとう…Aも仕事お疲れ様…朝からずっと打ち合わせでしょ？大変だったよね？」

『ううん、そんな事ない…あ、それよりどこ行くの？』

葵「あーAの部屋……いいかな？」

『うん？全然いいけど……』

葵「じゃあ行こう。」

車を発進させ家を目指し向かう