月野尊の娘は芸能界に復帰して…3

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数日後

『雪菜、これ、』


雪菜「ありがとう！凛、これなんだけど」


凛「あーそれAに聞いて！」


『あーそれは私がやる！』


優花「Aちゃんこれ出来たよ！」


『はーい。』


澪「A〜あの金持ちヤロー来てからなんでうちらこんな忙しいんだよ！！」


『そりゃだって向こうからこんなに申請されるんだもん！なに執事入れるって？料理長付けろって何！？あーもう！！！だから感覚がズレてる金持ちは嫌なの！！』


凛「うわぁAがめっちゃ荒れてる
まあ私らも結構感覚ズレてると思うけどね〜」


夢「あーでもこれ却下するしかないじゃん…」


『そうだけど！そうだけど出来る限りは聞きたいじゃない？！でも注文が多いの！机新しくしろとか！エレベーター増やせとか！？無理に決まってるじゃん…なんであんなに我儘なの？！』


雪菜「…A、そろそろ撮影時間じゃないの？」


『あ、ﾔﾊﾞｲ…ごめん！早退するね！』


「「がんばー/頑張ってね！」」



『今日のコンセプトが確か』
うちの高校結構設備良かった筈なんだけどなぁ〜

1人の学生、3年間で約450万…で3学年約670人の生徒…


これからの事考えればエレベーターを増やすのはやってみたいけど…正直そんなのしたら赤字だし学園長の許可取るの面倒だし…これからどういう生徒が入学するかによるし…


出来れば車椅子に乗っている子達の過ごしやすい空間を作りたいし…正直に言えば却下しかないんだよね〜


「A？」


『昂輝、と志季久しぶり』


昂輝「久しぶり」


志季「久しぶりだな。Aなんかやつれてるぞ」


『マジで？メイクさんに綺麗にしてもらおう…』


昂輝「どうしたの？この前寿司食べた時はそんなんじゃ無かったのに」


『大変なの…ねぇ学校に執事って必要！？料理長って必要なの？！わざわざ机新調する必要って！？机の新調は3年毎でいいでしょ！！？』


昂輝「荒れてるね…机の新調は俺の高校は5年毎って言ってたけど…」


志季「でもその言い方だと執事を入れろと言われたか？」


『…正解…もうどうしたらいいのか分かんない…うちの高校の子も向こうに行って生活が違い過ぎるから過ごしにくいって言ってたから


多分この感じだと１ヶ月持たずに交換留学終わるかも』


昂輝「そこまでなんだ…」


志季「言えばいいだろう？」

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