隼さんの奥さんは…？？3

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神谷「ここAちゃん専用の部屋だから防音もしっかりしてるし、聴きたいことあったら今聞いていいよ？」


『私、仕事したい…やってもいい？』


神谷「うーん唐突な上にびっくりな質問だったね…それは産まれてから？」


『うん、妊娠中はなるべく海外の仕事は行かない様にするから仕事したい』


神谷「どう言っても仕事好きなんだね…多分5ヶ月入る前くらいまで悪阻で仕事所じゃないと思うなぁ…


1人でも悪阻って結構酷いから2人ってなったらそれが2倍だからね…


出産後の仕事も出来れば1歳になるまでは出来るだけセーブして欲しい。って言うのが医師としての意見。」


『…仕事諦めた方がいい…？』


神谷「まあ1人で頑張り過ぎたらダメだよ？隼さんもいるし使用人の皆も頼って育てるのが一番かな…


それにAちゃんは元々精神面で結構弱いよね？それの自覚もあったから中絶って言ってたんだろうし」


『当たってる…』


隼「そうだったんだね…」


神谷「Aちゃんの心の面でのサポートは勿論しっかりやるよ？ただ病院じゃない所ではどうしても旦那さんや家族の力が必要になるの。


それと睡眠薬、安定剤の服用も禁止」


『えっ、』


神谷「赤ちゃんにはあの手の薬は悪いからね

…便秘薬とかも自己判断で飲んじゃ流産しちゃう可能性もあるし…


正直安定剤も無しの状態は私も不安なんだけどね…兎に角Aちゃんにとっては酷だけど我慢しないといけないかな…」


『…それなら家出ない』


隼「えぇ…僕と散歩しようよ…」


『家の庭散歩するだけでも十分…』


神谷「まあそうだね笑
兎に角無理はしない事。体調が悪いと思ったら出来るだけ早く受診する事。」


『分かった…』


神谷「よし、Aちゃん、大丈夫…私達が付いてる。
もし不安な事があって話したいとかあれば聞くからいつでもおいで？」


『うん、ありがとう美帆ちゃん…』


神谷「じゃあ次は一応2週間後！」


『はい』


隼「ありがとうございました。」

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