37 苦手な方は見ないほうがいいです。 ページ37
数日後
「常務、先程から常務に会いたいと言われる方々が…」
『ほっておいていいわ。柳田、この書類社長に渡して来て』
柳田「かしこまりました」
由華「ごめんなさい、私言ってないんだけど…何故か…」
『考えれば分かった事よ。紫龍院の株共に企業アップ…テレビでもそれは言われるもの…
私もすっかりその事は抜けてたわ。』
由華「確かに…私テレビ観ないから考えた事なかった…」
『私もテレビは殆ど観ないわ。』
「お待ち下さい!今お客様と…」
「睦月!/さん!」
『……会議中よ。外に出して。』
「し、失礼しました。帰って下さい!」
「お願いします!俺の家も救ってくれ!」
「私の家もお願いします。」
『嫌よ。何一つ私に、何より睦月の利益にならないわ。警備員、早く来て。警察呼んでもいいわ。』
「た、頼む!紫龍院家救えるなら俺の家も…」
「私の家の方が紫龍院家を救うより良かったはずよ!」
「そうよ!」
『はぁ…分かってないのね。貴方達は自分がした事をしっかりお考えになられたらどうかしら??
助ける?はぁ?
私は睦月家と霜月の利益になる事以外はしないわ。
慈善事業じゃあるまいし助けるなんて以ての外よ。
私にメリットのない話は乗らないわ。
まずは自分達で立て直されてはいかが?
まあ?それで潰れたら以ての外だけどね?』
「…聞いてれば…生意気言うな。」
『生意気はどっちかしら?会社すら名前だけ残ってる様なものなのに?私に助けを乞う?
私にした事を忘れて?
言っておくけど…貴方達は睦月だけじゃない…霜月家も敵に回してる事を分かってる?』
「ならそいつは?!紫龍院はどうなんだよ!」
『あんた達が勝手に話盛り上げてやった事でしよ?由華はただ愚痴を言っただけ。
それを貴方達が低俗なことをして私を追い詰めた。
ここまで来るのに何年掛かったと?4年!4年よ!?今に戻るまでに何度も何度も思い出して、体調崩して入院して?!外にすら出れなかったのを出れる様になって一年半!!分かる?それだけの傷を負ったの!私は!』
「ストーップ。お姫様?」
『…隼、さん…?お仕事、は?』
隼「ほら落ち着いて?仕事はもう終わったよ。」
「ねぇこれ大変なんじゃなくて?」
「そ、そうよね…」
「関係ねーよ。」
隼「さて、どう調理しようかな?」
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reina(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます!そうですね…。まだ分娩までは考えてなかったので考えてみますね! (2018年7月23日 12時) (レス) id: 14df7c4172 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - reinaさん» よかった。しぜんぶんめんのようすがよみたいです。 (2018年7月23日 12時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - reinaさん» りゅうざんのおはなしはかなしかった。なんどもりゅうざんが、なかったらっとおもいまし。 (2018年7月21日 18時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます。そうですね…まだどうするかは考えている所なので展開を楽しみにしていて下さい! (2018年7月21日 17時) (レス) id: 14df7c4172 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - reinaさん» おめでとう。ぶじにうまれてきてほしい。 (2018年7月21日 16時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reina | 作成日時:2018年6月12日 8時