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『じゃ、あもしかし、て…』
隼「倒れた原因は僕だね…」
『私が…悪いの…私が釣り合って、ないから…
私が、兄様の、妹だから…ごめんなさい』
始「違うぞ。」
隼「そうだよ。Aは釣り合ってるか釣り合ってないかで言えば釣り合ってるよ。
でもその前に僕が好きになったのはA自身だよ…だから気にしなくていいんだよ。」
始「隼の言う通りだ。気にしなくていい。」
Aは過去を引きずってる上にこれだ…昔より酷くならないといいが…
『うん、…おれ、い言わなきゃね…私。に声掛けてくれた人に…』
隼「そうだね?退院したらお礼に行こうね」
『うん、…』
始「眠ったか…」
隼「だね…目が覚めた時にパニック起こしたからね…疲れたんだと思うよ。」
始「これは脅迫罪にもなってるし精神的にも結構参ってる…立派な傷害罪だ。訴えていいか?」
隼「僕も訴えたいよ…でもAが望まなきゃ…」
始「…そうだな…まあもう届けは出してある。証人もいる。こっちが有利だが…」
隼「Aがどう言うかだね…」
始「あぁ…隼、そろそろ撮影だろ?俺が代わるから行ってこい。」
隼「そうだね…そうするよ。ごめんね始…大切な妹だろう?僕のせいで」
始「家族の誰一人としてそんな事思ってない。悪いのは追い詰めた奴らだ。
無情な言葉で人が傷付くことを分かってない奴らだ。
隼、そんな顔してたらAが泣くぞ。
笑え。しっかり笑え…」
隼「そうだね。じゃあ行ってくるよ。」
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reina(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます!そうですね…。まだ分娩までは考えてなかったので考えてみますね! (2018年7月23日 12時) (レス) id: 14df7c4172 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - reinaさん» よかった。しぜんぶんめんのようすがよみたいです。 (2018年7月23日 12時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - reinaさん» りゅうざんのおはなしはかなしかった。なんどもりゅうざんが、なかったらっとおもいまし。 (2018年7月21日 18時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
reina(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます。そうですね…まだどうするかは考えている所なので展開を楽しみにしていて下さい! (2018年7月21日 17時) (レス) id: 14df7c4172 (このIDを非表示/違反報告)
深雪 - reinaさん» おめでとう。ぶじにうまれてきてほしい。 (2018年7月21日 16時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reina | 作成日時:2018年6月12日 8時