黒月大の妹は元SPで…2

43話 ページ45

『…そう。そうなのね。』
でも実際ここに美来がいないって事はそういう事よね…。


春「驚かないんだ？」


『だってこの家私知らないし、よく考えれば黒月さん老けてるし。』


春「ぶふっ！」


大「春、笑うな！」


始「仮にそうだとして俺は服がほしいんだが。」


春「まあそうだよね。まあ仕方ないし始、服脱いで。」


始「ああ。」



『じゃあ私は料理してきます。』


大「は？それで?!」


『黒月さん、五月蝿いです。』
美来…亡くなってるんだ。美来…


ジュージュー


『出来ましたよ。睦月さんもどうぞ？』


始「ああ。いただきます」


パシャパシャ
春「可愛い。それより黒月さん、どうして二人だけこうなったんでしょう？」


大「さあな。隼にでも聞いてみるか。」
あいつ何かしらこういう事するしな。


春「じゃあ皆ここに呼びますか？」


大「いや、連れて行った方がいいだろ。俺は車だしな。この部屋が散らかってたら美華が怒るだろうしな。」


春「…そうですね。じゃあそうします。」


『ねぇ、あんたらさっきから煩い。ご飯くらい黙って食べれないの？』


大、春「すいません。」
いや、なんで怒られてるんだ？


『はぁ…黒月さんここには走れメ○スとかないの？』


大「無いな。悪いがスマホでゲームでもしといてくれ。」


『あっそ。ごちそうさまでした。』


始「ごちそうさま。」


大「洗いもん俺がしとくから用意済ませとけ。」


『えぇ。』

それにしても大きい家ね。ここで起きたって事は住んでたのでしょうけど、隣にいた睦月さんと一緒に住んでたのかしら？それにしては分からないみたいだったけど。


大「美華、始行くぞ。」


『…えぇ。』


始「ああ。」


どこに行くんだ？/のかしら？

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